スプラッタの向こう側 -3-

めっちゃ間が空いてしまいました。

なんなら忘れかけてました、こないだまた展示会だったので。
展示会の方も諸々あり、感想、反省など書き記したいところなのですが、先に
ひよこ、ウズラの骨採取の件、続きを書こうかと よっこらしょ

ちなみに私はこういったことのプロではありませんので、過程の『教授』はできません。体験記、備忘録、として書き記します。
よって無駄事の多い記事となる予定ですので、昼時の混み合う郵便局で番号札が読み上げられるまでの間とか、大好きなあの子(キャバ嬢)の指名待ちの暇つぶしにでもお付き合いください。

①茹でる

ネットから注文しますとヒヨコの場合、こんな具合にビッチビチにパッキングされたたカッチカチの個体が届きます。ウズラも同様。
私の場合ですと10羽セットを2パックが大体一回に処理する量でしょうか。
一般のご家庭でも時々20羽くらいウズラ肉を貪り食べたいなーという日が有りますよね。そんな時は
無いか。

備考:
ウズラの成鳥であればほぼ全身の骨を採取できます。
ヒヨコの骨は非常に柔らかく脆いので、取れる部位は限られます。その部位に関しては追々。

ああ、この子達をこれから全て解体していくのね。血を撒き散らし眼球をえぐり出すのね。。20羽も。
そう思うといたたまれず、わたくしの場合、初めての時は一週間ほど冷凍保管しておりました。これは必要過程ではありません。ありませんが、初心者の場合、そうして心を落ち着ける時間が必要かもしれません。

1週間ほど、冷凍庫を開ける度ピクリとも動かない黄色のふわふわ達を眺めていますと、いい加減どげんかせねばならない という使命感がふつふつと湧いてきます。

さて期が熟しすぎていると感じたら腹を決めて茹でましょう。

これがウズラの場合ですと、美味しい肉が食べられるので先に解体して骨を取り出し茹でるのですが、この解体は『ウズラ ツボ抜き』でググるとジビエ料理のレシピとして出てきます。

ヒヨコは小さ過ぎて可食部ほとんど無いし、生での解体は手間なので丸ごと茹でます。

ヒヨコの骨は大変繊細なので、足指など長く茹でれば煮崩れが懸念されます。ので、半日ほどかけて自然解凍。クニャクニャになったところで弱火にかけ、1時間ほど茹でます。
柔らかく茹でれば後の作業がやや楽にはなるのですが、これ以上は小骨の煮崩れが起きます。
ウズラは大きさによりますが1時間半から2時間、鶏やキジの場合は3時間ほどじっくり火を通す必要があります。

次回 ②体毛、肉、内臓の処理 に続きます

ひとネタで持たせるね!

#エッグシェル #アート #造形 #骨標本 #ヒヨコ #ウズラ

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