見出し画像

[Monthly HLAB] August 2021

こんにちは、HLABです。

残暑厳しい日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?HLABでは、サマースクールの開催にはじまり、SHIMOKITA COLLEGEの卒業式、そして新入生の受け入れなど、8月も盛り沢山のイベントを駆け抜けてまいりました。

今回の「Monthly HLAB」では、そんなHLABの8月のニュースや出来事をまとめて紹介します。

"Monthly HLAB" とは
この取り組みでは、HLABに関わっていただいている方や、興味を持っていただいている方に、ゆるっと活動報告をさせていただきます。1か月以内に起きた社内外のイベントや、ちょっとした日常的な出来事のご報告をさせていただきます。

Topic.1 2021年度 サマースクールを開催しました

8月13日から8月21日にかけて、東京、小布施、徳島、女川、群馬の5箇所にてサマースクールを開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大の状況により、東京のみオンラインと対面のハイブリッド開催、他の地域は全面オンライン開催へと変更となり、参加者の皆様には、不安や戸惑いがあったことと思います。しかし、オンラインならではの企画や、国内外の大学生との交流・社会人フリーインタラクション・ゲストスピーカーの方々の講演を通して、1日の終わりには、カメラ越しにたくさんの笑顔を見ることができました。

ここからは、参加高校生の感想をいくつかご紹介いたします。

サマースクール全体を通して自分が最も成長したと思う点はどこですか?

自分の将来や理想に対して貪欲になったこと。これからのキャリアについてはっきりした今、何をすればこれに近づけるのか、なにが今の自分には足りないのかこれでもかと言うほど問いかけて来た。でもそれを問いかけるだけで終わらずに、今とりあえず納得できる答えを見つけて、その答えに向かって歩もうと始めて本気で思えたのは大きな成長だったと思う。

・どんな人にも優れた点があると思えるようになったこと。周りの人と比べて劣等感を抱いていけれど、自分だからできることが必ずあって,それを発見できるかどうかで変わるんだなって思いました。

「自分らしくある」ということが実感をもって掴めた。SS前は、なにか自分の目指す「正解」があって、そこに早く到達しなければいけないと焦っていたような気がする。この5日間を通して、「自分らしく生きていれば自信を持っていいんだ」「人と比べたってしょうがない」ということをようやく実感を持って感じ取ることができたし、将来のことも気楽に考えられるようになった。

スクリーンショット 2021-08-16 22.44.27

オンラインでの開催とは思えないほど、高校生同士、そして大学生と高校生は深い絆ができ、今後もお互いに高め合い、困ったときには助け合うことのできる仲間になったのではないでしょうか。

各地域のプログラムの詳細については、今後の発表をお待ちください。

Topic2. 中学生向けリベラルアーツセミナーを開催しました!

8月7日に、SHIMOKITA COLLEGEにて、HLABサマースクールプログラムを、初めて中学生向けに実施しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、修学旅行や留学が難しくなってしまった現在、少しでも新しい学びの形を作り出すために、今回はカレッジ生が中心となり、本プログラムを開催しました。
当日は、「米国Swarthmore College 現役生による『教育を切り口に人との関わり方について考えよう」や「南米やアフリカ8カ国に在住経験ある社会人と『ジェンダー』について話そう」について話そう」など、中学校ではなかなか体験することのできないテーマを扱ったリベラルアーツセミナーや、カレッジ生とのフリーインタラクションなどを通して、自身の将来の夢や目標を見つめ直すことができたようです。参加した中学生からは、「カレッジの学生たちが楽しそうに自分の好きなことをしている姿を見て、自分もそのように生きたいと思ったし、SHIMOKITA COLLEGEに住んでみたくなった」などの感想を頂きました。

画像2

SHIMOKITA COLLEGEで実際に行われているリベラルアーツセミナーの様子はこちらの記事をご覧ください。

Topic3. SHIMOKITA COLLEGE 卒業式を開催しました!

8月1日に、北沢タウンホールにてカレッジ生の卒業式を行いました。
⁡卒業生達は、カレッジでの学びの集大成である「キャップストーン・プロジェクト」の発表や、卒業証書の授与を経て、SHIMOKITA COLLEGEでの生活に終止符を打ちました。

それぞれ、新たな進路に進んだり、留学先の国に帰ったりなど、新たな場所で、新生活をスタートすることとなりますが、カレッジでの経験や学びを活かし素晴らしい活躍をすることと思います。
また、皆がカレッジに遊びに来てくれることを楽しみにしています!

画像3

「キャップストーン・プロジェクト」の発表の様子。これまでのカレッジでの生活で学んだこと・取り組んだプロジェクトを発表しました。

画像4

カレッジコーディネーターと卒業生の写真。カレッジでの過程を終了した証として、卒業証書を受け取りました。

Topic 4.演劇ワークショップ『SHIMOKITA演劇交差点』を開催

8/8(日) に、SHIMOKITA COLLEGEにて、世田谷パブリックシアターのすずきこーた氏をお迎えし『SHIMOKITA演劇交差点』という演劇ワークショップを開催しました。今回は、世田谷付近にお住まいの方もお招きし、カレッジ生と地域のみなさまの交流を育む機会ともなりました。

すずきこーた氏
俳優・ワークショップファシリテーター(進行役)
世田谷パブリックシアター・ワークショップファシリテーター(通年契約)
東京造形大学非常勤講師、神奈川県立大師高校非常勤講師

SHIMOKITA演劇交差点

今後もSHIMOKITA COLLEGEでは、多様なイベントを通して、地域住民の皆様との繋がりを創出してゆく予定です。

Topic 5. 新たなカレッジ生入学!

SHIMOKITA COLLEGEに、新たな社会人・大学生の仲間が加わりました。新入生を迎えるために、8月をWelcome Monthとし、ランチやイベント・研修など、たくさんのスケジュールを組んでいます。

また、9月にはついに高校生プログラムが始動し、入居を開始しました!3ヶ月のプログラムを通して、SHIMOKITA COLLEGEでどんな学びを見つけるのか、楽しみですね。高校生プログラムの詳細は、来月のMonthly HLABをお待ちください。

別れもあれば、また新たな出会いがあり、今後のSHIMOKITA COLLEGEもますます賑わいをみせていくようです。

Topic 6. SHIMOKITA COLLEGEにて、新世代賞企画進行中!

SHIMOKITA COLLEGEが運営委員として携わらせていただいている、「アート&デザイン新世代賞」(以下「新世代賞」)の募集が開始しました!

新世代賞とは?
新世代賞は、芸術家、デザイナー、建築家などを目指す25歳以下の若いクリエーターのための新人賞。2017年に作家でDesign Stories主宰の辻仁成氏が立ち上げ、2020年までに4回実施。2021年度は「駅の詩(うた)」をテーマに9月1日(水)より作品の募集を開始します。


これまでは、カレッジ生がコンセプト検討ミーティングやキービジュアル・プレスリリースの作成に携わらせていただいております。
また、本賞では、SHIMOKITA COLLEGE居住者有志が審査するSHIMOKITA COLLEGE賞が設けられており、受賞者は1カ月間、SHIMOKITA COLLEGEに学費無償で居住いただけます。
詳しくは、下記をご覧ください。

Editor's comment

今月のHLABの様子をお楽しみ頂けましたでしょうか?
新型コロナウイルスの影響が、依然として収まらない状況ではありますが、オンラインサマースクールに始まり、様々な手段を使って、HLABは今後も、より多くの方へ、学びを届けていきたいと思っております。

引き続き応援をどうぞよろしくお願いいたします!

              ----------------

以上、HLABの8月の出来事まとめでした。
最新情報はFacebookやInstagramにて公開しておりますので、ぜひご覧ください!



この記事が参加している募集

オープン社内報

HLABと一緒に「多様な人々が共に住みながら学び合う」環境をつくっていきませんか?小さなサポートから、新しい時代の教育を!