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最速マッチレビュー 超一流のスクラムハーフの力:キヤノンイーグルス対NTT DOCOMO レッドハリケーンズ(2021年2月21日)

今日は町田GIONスタジアムでキャノンイーグルス対NTTDocomoレッドハリケーンズを観戦。サッカーではゼルビア町田のホームスタジアムでもある。

アクセスがよくないスタジアムなので、行き方はいろいろ考えたけど、結局このサイトで駐車場を予約して車で行った。駐車場からは徒歩15分。まあまあかな。次来る機会があったらまた使うと思う。

席はこの席。まあ悪くないのだけれど電光掲示板が見られない。リプレイとかTMOはまだしも、特に最後の最後まで目が離せない接戦だったのでスコアと時間が分からないのが困った。

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キヤノン優勢だったが

最終スコアは24-26でドコモの勝利。(前半6-14)。

フォワードはスクラム、モールともキヤノンが優位。ドコモにコラプシングでのシンビンが出てしまうほど。ただそのときのスクラムのボールをTJペレナラに抑えられたりミスが出たりで、全般的にはキヤノン優勢だったものの、仕留めきれずにハーフタイム。

田村のビッグゲインからのトライもあったが

後半はキヤノンが風上。スクラムもラインアウトもキヤノンが優勢。このままキヤノンが危なげなく勝つかと思ったし、少なくとも田村優のビッグゲインから逆転トライを取ったときはキヤノンが勝ったと思ったけれど、最後はドコモが劇的な逆転勝利。

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見せつけられた世界超一流の力

このドコモの勝因はTJペレナラに尽きる。言わずと知れたオールブラックスのスクラムハーフ。正真正銘の世界最高峰のスクラムハーフの力に戦慄した。

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素早く、正確なパスアウトはもちろんだが、他にもある。まずは全体の空気とスペースを正確に読み取る状況判断。クイックタップを仕掛けるタイミングの判断に舌を巻いた。

さらに精密なキック。ダイレクトタッチには決してならず、攻め込んだときには22mラインの手前に落ちる。テリトリーキック蹴るときにも簡単なところには蹴らない。

スクラムも劣勢だが投げ入れるタイミングをいろいろ工夫してダメージを最小限に抑えた。ドコモは彼のテリトリーマネジメントとゲームテンポコントロールで勝ったといっていい。

後半は真後ろから彼のプレーを見ることが出来たが、後半40分間、ひたすらワクワクしながら、「すげー」と独り言を呟いていた。

スクラムハーフ一人の力でここまで試合が作られるなんて、これまで思ったことはなかった。今シーズン、また見たい。







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