Galaxy Unpacked Parisはフィンエアー2回乗継便でシャープ、ノキア、Nothingのスマホ探索も楽しめたおいしいフライト
今年のGalaxy Unpackedはパリ
サムスンの新製品発表会「Galaxy Unpacked」、今年の夏の開催地はパリ。しかも7月10日で昨年(2023年7月26日)より2週間以上も早くなりました。これは年明けのUnpackedが1月17日となり、1年前の2023年2月1日から2週間早くなったことも関係しているでしょう。でも1番の理由はサムスンはオリンピック公式スポンサーであり、2024年夏季パリオリンピックに合わせてパリで発表会をやりたかったのでしょう。
オリンピックの開会式は7月26日で、競技は数日前から開始。その前の週からはパリの街もホテルも混むでしょうから、もう1週早める必要があるでしょう。となると7月8日の週に開催するのが妥当なわけです。
またUnpackedはここのところ水曜日なので、7月2週目に行われるとだいぶ前からあたりをつけていました。そうなると7月10日になります。4月にホテルは余裕をもって7月8日から12日までを仮抑えしておいたのですが正解でした。
さてフライトはいつものごとく、直前までなかなか決められずでした。4月頭なら香港パリ往復でキャセイでも15万円くらいだったのですが、6月になると20万弱。他の航空会社も高めで、中国系のみ10万円前後。とはいえ北京や上海での乗り継ぎはスケジュールが狂った時のリスクが大きいので避けたいところ(一旦入国も面倒)。
後述しますが代理店の安いチケットは自分はほとんど買いません。買うとしたらロサンゼルス>ラスベガスとか、何かあっても代替が容易なルートです。なのでSkyscannerやらGoogleフライトで値段調べても、航空会社直の運賃をすぐ見にいきます。
フィンエアーから神チケット登場
そうやって連日フライトをチェックしていたところ、6月中旬にフィンエアーが安いチケットを出してきました。価格は約12万円。自分はワンワールド会員ですから都合もいい。そしてフライトの旅程を見ると面白いルートでした。2回乗り継ぎで、シンガポール経由。以下の旅程です。
香港=シンガポール=ヘルシンキ=パリ
しかもこのチケットは安いだけではなく、以下のメリットがあります。
行き:シンガポールに朝ついて夜発。乗り継ぎ12時間以上あるので、昼間市内に出てシンガポールで発売になったAQUOSを見に行ける
帰り:ヘルシンキ午後着で夜中発。久々のヘルシンキでノキアの状況やどんなスマホが今よく売られているか見れる。
シンガポールでAQUOSを販売することは5月23日に発表されました。なので機会があれば見に行きたいと考えましたが、それだけのためにシンガポールへ行くのも旅費的にきつい。ところがフィンエアーのチケットならパリに行くついでに見に行くことができるわけです。
ヘルシンキは今急いでいく必要はありませんが、最近ヨーロッパの都市もあまりあちこちめぐっていませんし、HMDがノキアブランドから自社ブランドへとスマートフォンを切り替えている中で、本場であろうフィンランドで状況を見ることができます。
てなことでサムスンの発表会に行くついでに、シャープとHMDという2つのスマホメーカーの海外の動きもチェックできるのですね。
ただ1つ問題があって、Galaxy Unpackedが終わった翌々日、7月12日発の帰国便は16万円とお値段がやや高め。これも毎回なのですが、Unpackedの翌日にはたいていポップアップストアがオープンするのでそれの視察ができます。なのでUnpackedが終了後、帰国便は翌々日にするのが常です。
7月13日も価格は変わらず、7月14日にすると12万円。ならホテルを延泊しようと思いましたが、4月に1泊約1万5000円で取ったIbis Budgetは空きがありません。困った、、、
なんて悩んでいたのが6月中旬。Galaxy Unpakedは7月10日ですから1か月切ってもまだ旅程が決められない。
Nothing/CMF新製品も見に行けそう
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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