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一時保育はbitter sweet|博多幸福論#003

「ねぇ、いつになったら新しい保育園行けるの?」
毎日のように娘が言う。
そりゃそうだ。
いくら大好きなママととはいえ、ずっと二人じゃ気が滅入る。
日に日に暑さを増す外の空気。(6月半ば)
もう公園に行くのも辛い。
私だって一刻も早く保育園に入れたい。泣

そこで保育園の入所日までは福岡市の一時預かり制度を利用しすることにした。

一度登録に行き、あとは電話で一時利用の予約ができるとのこと。
1時間500円程度で利用できるのはありがたい。
ただ、この金額で利用できる人数は限られている。
枠はすぐ埋まっちゃうから、確実に予約を取るには前月の予約開始日に電話したほうがいいらしい。
しかし私は二週間以上先の予定はほぼ立てられない人間。
だからいつも一週間前ぐらいに電話して一か八かだったけど勝率は50%!
意外といける!

「久しぶりの保育園だね!楽しみだね!」
「うん!!」
娘とふたり、ウキウキで保育園に着き、「じゃーね!あとでね!」とサラッとバイバイ。
…しようとしたら、泣き始めるんですよね。やっぱりね。
保育園ひさびさ。離れるのもひさびさ。
気持ちはわかる。そうだよね。でもね、それ最初だけだから。絶対大丈夫だから。大丈夫じゃなくても大丈夫って言わなきゃいけない時があるから。
バイバイ!!!

泣く子に踵を返しそそくさとママチャリに飛び乗る私。
あぁーーー軽い!自転車も心も体も軽い軽い!
なんて開放感なんだ!
このまま天神に行ってビール飲みたいぐらい!
でも預けてる時間にやっておきたいことがいっぱいある、、泣
ファミリーオーガナイザー(母)は、なかなか大変。

今回の保育園では一時預かりの子も月極の子たちのカリキュラムに参加させてもらえた。一緒に汗だくになってサッカーしたり、ダンスしたりと家庭保育じゃまかなえない体験ができて、先生から聞いた感じでは楽しそうだったけど…どこまで本人が楽しめてたのかは謎of謎。
「どんなダンス踊ったの?」と聞くと、家でも習ったステップを再現してくれたけど、楽しいかどうか聞くと「まぁね…」みたいな反応のみ。

毎度泣かれながらも何度か一時保育を利用し、なんとか入所日までの日々を乗り越えた初夏でした。


ちなみに、インターナショナルスクールの一時預かりも何軒かあり、見学にも行ってみたものの、まぁまぁ入学金がかかるので継続的な利用をしないのであれば割高だなぁという印象。
入園を考えていた保育園や幼稚園にはどこも英語のカリキュラムや預かり時間の中での英語教室があった(←文教地区だから?本当に習い事充実してるところが多い!)ので、インターナショナル一時預かりは見送ることに。

一時預かりと英語で一石二鳥!なんて、そうは問屋が卸さなかった。


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