【メンタル疾患者向け】出来ない事はするな!
皆さま、こんにちは。
適応障害やこれまでの人生における体験から、改善したい考え方や行動を話して行きたいと思います。
今回のテーマは
出来ないことをするな
です。
テーマから治療にあたって、参考になるようなマインドセットなどを紹介していきます。
1.無理をしないといけない環境はそもそも向いてないから辞めること
スポーツや仕事はもちろん努力してスキルや技術をつける事も大事ですが、当然ながら向き不向きの要素も出来具合に大きく影響します。
例えば…
ミスをする→上司に怒られる→また同じミスをする→始末書を書かされる→周囲からの信頼をなくす→仕事をするのが怖くなる→ミスをする
以上のような事が頻繁に続くとします。
こんな状況であなたは自分の事が好きになれるでしょうか??
おそらくですが、自分の事が好きになれないでしょう。
ミスを繰り返さない努力をすることも大事なのですが、対策をしても同じミスや失敗を何度も繰り返すのは仕事が向いていない証拠でもあります。
しかし、仕事ができないのではなく、その仕事ができないだけです。
さらに、周囲からの低い評価が多いとさらに自己肯定感が下がる一方です。
あなたはその環境に居続けると自分の事が嫌いになるだけで、苦しむデメリットしかありません。。
自分からうつや適応障害になるような環境に身を置く必要あるのでしょうか??
これほどバカな話はないかと思います。
わざわざ出来ない事を身を置かず、
"自分のフィールド"
を探す努力をしましょう。
2.向いてない事を続けた筆者の話
〜バスケ部で最下層をさまよう〜
ちょっと筆者の体験談になりますが…
筆者は中学3年間と高校1年生までバスケをしていました。
身長は高かったのですが、体格に恵まれず、球技に取り組む立場なのにボールが怖い…
ただし、持久力だけはありました。
自分自身不器用なとこもあり、連携プレーも上手く出来ず、不規則な動きにも対応できず…
その為、他の同級生より上達が遅く、試合デビューもかなり遅い状況でした。
技術も当然追いつかないので、チームで行う練習も他の人から一緒に組むのを嫌がられる状況。
他人からの自分のイメージがリフレクションしてセルフイメージも悪くなり、頑張る意欲も失いました。
中学3年間レギュラーにもなれず卒業。
高校でも部活をやっていたいだけで、とりあえずバスケ部へ入部。
しかし、全く上達せずに今度は部でもいじめに遭ってしまい高校1年の3学期に退部。
実力が低すぎる事で低く見られてしまい、しまいにはいじめに発展したのです。。
退部する時、バスケ部の顧問の先生が
「バスケより陸上やった方がいい。
真面目に毎日練習してるのは強みだけど、活動できない。
高校生活、あと2年間あるからまだ間に合うよ」
退部後は放課後バイトに明け暮れるつもりでしたが、とりあえず陸上部に入部する事にしました。
3.向いてる事をした筆者の話
〜バスケ部の雑魚が陸上で全国大会出場〜
バスケ部退部後にすぐに陸上部へ入部。
長距離種目から始めましたが、周囲との経験の差がありすぎて厳しいものでした。
その中、動きづくりの一貫で競歩の練習メニューがあり、誰よりも上達が早かった事に先輩が着目。
不器用な分、一つの事を極めるのは誰よりも際立つ部分でした。
バスケのシュートも得意で、部内のフリースロー大会でも1位になった事があります(笑)
先輩からの勧めもあり、競歩種目にエントリー。
デビュー戦では初めてにしては好タイムで、次のユース戦ではあと順位が一つ上なら近畿大会に出れるような結果…
次の年のインターハイでは近畿大会にまで駒を進めました。
筆者はその後、競歩でも実績を持つ陸上部がある大学へ進学。
最終的には大学陸上最高峰の大会である、全日本インカレに出場。
バスケ部で底辺だった自分は学生陸上最高峰の試合に出る人になりました。
まとめ
うつや適応障害などメンタル疾患になると
「私は無能なんだ…」
となりがちですが、あなたのできないは無数にある仕事の内、その仕事があってないからできないのです。
先程の2つの話は非常に極端なリザルトが出ていますが、それが向いてる事をする事の本質です。
陸上を続いたのも、結局は自分に向いてるから、結果がでるからなんですよ。
出来ない事に嘆いてしまうのは、羽がないのに鳥と同じように飛ぼうとして、出来ないから嘆くのと一緒です。
「適応障害になりました。」
「うつになりました。」
は出来ない事を無理して行ったリザルトです。
だから、自分が何が得意かを探して、得意な事で勝負できる「自分のフィールド」をまず探す事も前進の第一歩になります。
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