【ADHDの傾向ある人が言う】向いてない仕事をするのは鬱になりにいくのと一緒なワケ
皆さま、こんにちは。
大学時代にADHDのグレーゾーンと診断され、その中でもバイトや社会人生活で色々なお仕事を経験してきました。
社会人3年目で向いてない仕事で適応障害になり、現在転職活動中。
転職活動もいよいよ最終面接まで駒を進めた企業や内定を獲得した企業も出てきました。
しかし、適応障害の経験や転職活動を通して思うのは
向いてない仕事をする=鬱になりにいく
ようなものだと思っています。
今回は特にADHDの特性で苦戦した事も含めて、以上の事が言えてしまう訳をお話ししようと思います。。
1. ADHDなどの発達障害は近年認知されるようになった
ADHD(注意欠陥多動性障害)や自閉症スペクトラムと呼ばれる発達障害は近年認知されるようになりました。
「大人の発達障害」などと言う事もありますね。特に東大卒などの学歴エリートが社会人になり、まったく社会に馴染めず精神科に行った結果、発達障害だった事がわかったと言う話もよく聞きます。
と言うのも、発達障害を持っている人は最近増えたのではなく、話題になってから精神科などに行くハードルが下がって受診する事が増えた結果、判明した人が多くなったと言えるのでしょう。
こうした認知が増えた事により、発達障害だと分かった人は増えています。
2. グレーゾーンの人は一番キツい立ち位置
発達障害の傾向はあるものの診断基準に値せずグレーゾーンと呼ばれる人も多く存在しています(私もその一部です)。
発達障害と診断するラインも曖昧なラインであるため、医師によりけりと行った形であるため非常に診断も難しいのです。
そのため、困り事があったとしても適切なサポートを受ける事ができず、社会人生活に不適応を示す人も少なからず存在します。
3. 二次障害で精神疾患を発症してしまうリスク
発達障害の特性により二次障害を引き起こすリスクも大いにあります。
発達障害の特性と言えども、世の中に理解ある人が全員とは限らず、会社となると成果が求められて行きます。
周りもボランティアではないので、本人の努力を求められるものの、できない為周囲からの風当たりもキツくなり…
環境に居づらくなったりで、鬱になったりと言うケースは非常に多いです。
このように発達障害の特性で不適応を起こし、適応障害やうつ病を発症する事を二次障害とも言われます。
4. 発達障害だからできないに限らず、苦手な事は誰にでもある
発達障害の特性でできないではなく、苦手な事は誰にでもあります。
ただ、発達障害の人は凹凸が大きいのです。
苦手な事は全くできず、得意な事は人並み以上にできると言う極端なパターンがほとんどです。
輝かしい成功をしている人も発達障害を公言している人も結構多いのです。
発達障害だと傾向は極端に現れますが、どんな人も得意不得意があるので、できない事があって当然なのです。
5. 向いてない事をやるのは自分の限界を常に越え続けさせるのと変わらない
向いてない事をやるのは、自分の限界を常に越え続けさせるのと変わらないと言う事になります。
わかりやすく言えば、陸上100mでウサイン・ボルト並みの実力があるのに、マラソンで金メダルを目指すような事をするような事。
当然使う筋肉や求められる能力は全く事なるのに、畑違いの事をやるのと一緒ですし、むしろ100mの方が良い結果が出るのは明らかです。
このように、畑違いの事で厳しい結果を出そうとするほど無茶な事はないですし、無理を重ねた結果は想像できると思います。
限界を超えないといけない事を続けても結果が出ないと言うループに陥った先はもはや破滅としか言いようがありませんね…
6. 向いてない仕事を続ける事は自分から鬱になりにいくのと一緒
向いてない仕事を続ける事は自分から鬱になりにいくのと一緒です。
発達障害の二次障害として適応障害になったとも思える面もありますが、わざわざ苦手が多い仕事を選んだ事はリスクでしかないと思いました。
ただ苦手な事はどんな仕事でも多少はしないといけない事もありますが、苦手な事がメインな仕事ほどデメリットでしかありません。
今のキャリアは本当に自分を活かせますか?
今回は極端に得意不得意が出やすい発達障害を例に挙げましたが、見方を変えれば誰にでも言える話かと思ったので、参考にしていただけたらと思います。
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