【適応障害】休職中の会社を辞める事になりました。
皆さま、こんにちは。
今回は会社を辞めると言う報告です。
報告と言えど、参考になるような話ができればとと思うので経緯や決断についてお話ししていこうと思います。
1.適応障害になぜなったのか
まず、原因からおさらいする形でお話ししようと思います。
結論として会社と業界の雰囲気が合わず、無理をして適応しようとした結果です。
仕事内容がブラックだとか、人間関係が悪かったと言う訳ではありません。むしろ仕事内容や人間関係は良かったです。
仕事内容としては施工管理業務となります。
現場へ行き、工程管理や安全管理、職人さんの管理、客先との折衝などなど…やる事は沢山でした。
しかし、施工管理と言う事で業界は建設となります。
広い場所で危険が伴い、一つの事故で命に関わるので、掛け声や口調も激しくなってしまいます。
たまに注意や指摘で激しい口調なら大丈夫ですが、自分に言われてなくても怒号が飛び交う環境は酷に感じました。
どうしても昔から、怒号が飛び交う環境はビクビクしてしまうところがありました。
研修や九州での現場対応で、ストレスが溜まりすぎてしまいしまいには不眠、食欲不振が現れました…
心療内科に行った結果、適応障害と診断され休職となりました。
2.復職をすると言う選択肢
休職を2ヶ月行った後、3週間のリハビリ出社を行い復職に挑戦しました。
リハビリ出社は週5日、8時間会社で過ごしながら出された課題を行うと言う内容でした。
問題なくこなせましたが、ストレスに関する対策がないと言う事で復職が認められませんでした…
復職時の会社のルールとしても原則元の部署への復帰と言う形でした。
そのため、どうしてもストレスの対策は必要になります。
まあ確かに会社としても再発されては困るので…
ショックから鬱状態になり、再休職となりました。
3.復職はゴールでないと言う事
再休職後、主治医や会社からの勧めもあり、リワーク施設にお世話になる事になりました。
自己分析であったり、ビジネスマナーなど会社へ出社するリハビリを行いながらも学ぶ事ができる場所でした。
復職がしたいと思っておりましたが、自己分析をしているうちに…
「会社に頑張って必死に適応しようとしているけど、そんなに頑張らないと適応できないって長続きするのだろうか…?」
と考えました。
復職して会社でまた頑張る事は素晴らしい事だと思いますが、毎回毎回必死にならないと行けない状況って長続きするのでしょうか?
マラソンで例えると、全力疾走で42.195kmを走り切ろうとしているようなものです…
仕事は長く続けるので、全力疾走しないといけないような状況ではまず無理ですよね。
そう考えると復職がゴールではないと気づき、今の仕事に人生を捧げて良いのか考えるようになりました。
4.退職と言う決断
これまでの流れを考えると仕事は向いていないと言う結論になりました。
仕事で結果を出せないほど、厳しい状況はないですし、わざわざ結果を出せない時間を過ごす事にメリットはあるでしょうか?
足踏みをすればするほど時間は流れていきますし、歳は若返りません。
考えているだけ時間の無駄と感じ、退職を決断する事にしました。
5.辞めるは逃げではない(時間は有限)
時間は有限です。無駄にした時間は取り戻せません。
仕事を辞めたら恥だ…みたいな風潮もまだまだありますが、あなたは時間を無駄にしますか?
例え話として、あなたは高校生で短距離競技でウサインボルトと同じくらいの力あるとします。
その中で親からあなたの苦手な長距離競技をやりなさいと言われ、高校3年間で長距離競技をやるとします。
どうでしょうか?親の言う事を聞いて長距離競技をやると明らかに高校3年間無駄になりませんか?
もし、短距離競技をしていたら確実にインターハイ出場して実績を残すどころか、世界大会などで結果を残しているかもしれない。
向いていて、尚且つ才能が活かされるような事をする方が確実に有意義になりますよね?
しかも、苦手な事をして潰れてしまった高校3年間は一生戻りません。
向いてなくてしんどい、結果出ない…を続けてしまう時間は果たして充実した人生ですか?
自然とできてしまうくらいの才能があなたにあるはずです。
6.最後に
退職して無職になりますが、強みを発揮できるような職種も見つかったので転職活動中です。
でも、復職してまた潰れてしまう事を経験できるほど人生は短くない…
退職連絡として、上司とお話しした時に「この会社は君には向いていない」と率直に話をされました。笑
でも、気合いや根性で話をされるのではなく、あくまで自分の適正にあった仕事をして欲しい、輝けるステージは別にあるとの事で背中を押してもらいました。
今の会社には特に不満なく、いい会社なのでもったいなくて残念ですが次に向かって歩んでいきます。
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