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人材採用で集客先を増やすとぶち当たる大きな問題

正直な話、BtoC / BtoBのPRとかに関してはそこまで大きな問題にはなってない(僕が認識してないだけかもしれない)けれども、こと求人関連に関してはなかなかにめんどくさい問題が起きてるなと個人的には思ってます。

直雇用・派遣・人材紹介問わず、結局人材を集客するポイントというのが
・求人広告(求人メディア)
・求人以外の広告(Webアナログ問わず)
・アグリゲーションサイト
・自社サイトやSNS

だいたいこの4つになるかと思います。
こと、Webに関して言えば、今のところ何に準拠しなきゃいけないかという大元を見るとGoogleになるわけです。
で、そのGoogleも、「Googleしごと検索」というのをやっていて、構造化データのマークアップがされている求人情報なら掲載ができるようになっており、それじゃあ求人を行う僕らサイドとしては、Google基準(+日本国内の法令に遵守した形式)でコンテンツを作って、さらに真っ当なSEO対策をしたものを用意すればいいんじゃんとか思って対策を行ってました。
もちろん、求人広告もメディアによって設計のクセがあるので、それはそれでそれぞれに準拠させて対策をさせてました。

が、しかし、Indeed等のアグリゲーションサイトがかなり成長してきて、使ている方も増えて、かつ、ルール等も増えたりして、今、こんな感じになってるんだろうなぁと考えてます。図にしてみました。(あくまでも、僕がこうなってんだろうなぁ的なやつなので、正しいかどうかはあれですが、間違いはあまりないかと思います。)

アプリ等で直接メディアにいかない限りは、だいたいGoogleとかで検索して各メディアに行くかと思います。例えば求人を出す側でそこのSEOに口出しというか介入が出来るのは自社メディアだけ、または一部求人メディアだと(特にGoogleしごと検索にも転載されるメディア)に関しては、SEO的ライティングが結構鍵を握るのですが、
Indeed・求人ボックス等のアグリゲーションサイト(特にIndeed)だと、メディア内での上位検索表示やアクセス数等に効果を及ぼすコンテンツの作り方は、Googleでの対策とはかなり違う状態になっていると考えられます。現場だと、実際そういう状態になっており、いわゆるコンテンツSEOが通用しなくなってるのではないかと考えれるなと思ってます。

例えば、職種名(これ、めちゃくちゃ大事です)を物凄くシンプルに(いらん事を書くなという話)。
Google検索セントラルでも同様の指示が出ていますが。正直それよりも厳しいのではないかと考えられます。
たぶん、こういう設計なのかと思うのですが、
・SEO的に考える小賢しい手段なんか使ったらBANするよ
・言いたい事は記事本文内に全部書いてくれ
・外部集客に関しては主導権ないからね
・たくさん表示したいなら金出してね

という感じなんだろうと思います。
実際、原稿が表示されませんというような状態になった時も、アグリゲーションサイト側は理由を何も開示してはくれません。
(Google広告とかだと、ある程度のヒントはくれますが、そういうの、ないんです)

なので、広告を出す側としては、ベースコンテンツをしっかり作り込んだ上で
・アグリゲーション用コンテンツ
・各求人メディア用コンテンツ
・自社サイト用コンテンツ(これは、ベースコンテンツそのままでいい)
と、それぞれのローカルルールに合わせたものを作って展開し、それをどんどんアレンジするという、そんな感じの事をしていかなきゃならんというのが今の状態だと考えてます。

ローカルルールが多い状態にはなってますが、基本線は、求職者をちゃんと引き付けるコンテンツをしっかり作りあげる事がまずは大事なのは変わらないかなと思ってはいます。

時間は、かかりますけどね。




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