「オオタニサン」3つのすごいところ。
むくり。
桑原です。
本日は「オオタニサン」についてのお話。
「オオタニサン」とは、メジャーリーガーの大谷翔平選手のことです。
現地ではそのように呼ばれているそうで、私も少しばかり、ほんの少しばかり昔野球をかじっているので、最近のオオタニサンの凄さがほんの少しばかり分かります。
この記事を書いている今日現在で、31本のホームランを打っており、日本人メジャーリーガーの松井秀喜さんと並ぶ記録だそうです。
・・・どんな記録でどう並ぶのかまで詳しく知らないため、この話はこれくらいにしまして・・・
今日お話したかったのは、そのオオタニサンの「すごいところ」について。
ほぼ素人の私から見ても、オオタニサンの活躍はとてつもない。
ここ最近はホームランしか打っていませんし、それだけではなく、投手としてもしっかり登板しているところが、すごい。
私が感じる、オオタニサンのすごいところは、大きく3つ。
①実は二刀流ではなく、三刀流である
②イメージが良い
③野球を一番楽しんでいる
この3つです。
オオタニサンはピッチャーとバッターの「二刀流」として有名でもありますが、実はそれ以外にも刀を持っています。
それが、「野手」という刀です。
それを感じたのが、先日30号ホームランを打った試合のこと。
最終回、相手ピッチャーも敬遠気味にオオタニサンをフォアボールで歩かせたのですが、そこからがすごかった。
すかさず盗塁をし、味方のヒットにより、ギリギリのタイミングでホームインし、サヨナラのホームを踏んだのです。
そして、倒れながらも両手を挙げ、ガッツポーズ。
これは感動しました。
二刀流でもすごいのに、野手として、走塁もできる。
「できる」というか「やった」のです。
一般的には、プロの世界では、ピッチャーはあまり危険なスライディングはしないように指示されることもあると聞きました。
場合によっては、ギリギリのタイミングなので、3塁で止められていたかもしれません。
プロにとって怪我と故障は命取り。
点をとられないことが本業であり、点を取ることはバッターの仕事。
そう考えている選手がどれだけいるか分かりませんが、それだけ危険なことで、ピッチャーとしてきわどいプレーをするのはリスクがあることです。
また、ピッチャーとバッターの両立が難しいのは、それぞれで使う筋肉の違いやコンディションの調整方法が違うこともあるそうです。
そんな中、あの最終回の激走と、クロスプレー。
個人成績だけ考えれば「ホームラン2本打ったから、もういいや」で気持ちが切れてもおかしくないのに、塁に出てからは今度は野手として、本気の走塁を見せてくれたオオタニサン。
どんな気持ちで走っていたか分かりませんが、本当にすごい。
そして、イメージがとにかく良い。
本当に人のよさそうな「顔つき」をしている気がします。
幼さが残るような、日本以外でも万人にモテるようなイメージも、オオタニサンの魅力の一つだと思います。
ただ、私が最もオオタニサンをすごいと感じているのは、
何より野球を「楽しんでいる」ことです。
実際にご本人が楽しんでいるかは分かりませんが、誰よりも一番、野球を楽しんでいるように見えます。
そう感じたのが、あの最終回のクロスプレー。
もはや、漫画の世界です。
野球が上手いから、結果が出ているから楽しくなる。
それだけではなく、厳しい、きわどいプレーの先に、本当の楽しさややりがいってあるのだと感じました。
何度も言いますが、結構危険なプレーだったと思います。
キャッチャーとの接触で手や足を怪我してしまえば、残りの試合も出場できなくなるかもしれません。
そんなリスクを冒してでも、目の前の、手の届くところにある勝利をつかみに行く。
高校球児ならともかく、プロになって、個人としての成績だけ気にしていても良い世界で、そのリスクをとる行為。
ですが、クロスプレーで生還してきたオオタニサンの表情は、
とにかく楽しんでいました。
結局、野球を一番楽しむ人が、一番野球にも愛されるのかもしれません。
野球を楽しむ人が、野球が上達するのも早いのかもしれません。
オオタニサンのすごいところは、野球をとにかく楽しむところ。
楽しむからこそ、人々を魅了するし、結果もついてくる気がします。
仕事でも、「ロマンとソロバン」みたいな言葉がありますが、私は考え方も結果もどちらも大事だとはいっても、ギリギリ、人の考え方や思想、哲学みたいなものが、始まりだと信じています。
目の前に大きな壁が立ちはだかっている方は、ぜひオオタニサンのクロスプレーをご覧ください。
オオタニサンのあの表情をご覧ください。
ちょっと勇気をもらえるはずです。
↓拾ってきたオオタニサンの動画です。良かったらご覧ください。
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