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人生が、30歳過ぎてから急に、「Connecting The Dots」だらけになった。

むくり。
桑原です。


本日は、
「人生が、30歳過ぎてから急に、Connecting The Dotsだらけになった」というお話です。


「Connecting The Dots」とは、
Appleの創業者スティーブ・ジョブズが、
スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの内容です。


「Connecting The Dots」とは
「点と点を結ぶ、繋ぐ」という意味の言葉です。


ジョブズのスピーチをざっくり説明すれば、
自身の人生経験の中でも
色々となんやかんやあれこれとふんだりけったりあったけど、
すべてには意味があった、
というお話です。


私自身、この「Connecting The Dots」を、
30〜35歳になってから痛感しています。


痛感というほど痛くて辛い経験ではなく、
むしろ逆に、良い意味で、過去の経験が繋がってきている気がします。


私の場合は30歳くらいで起業したのですが、
起業すると、
基本的にはそれまでの会社の看板や人脈、信用なども
「リセット」されます。
会社員時代に学ばせていただいた知識や技術、経験、ノウハウは使えますが、むしろ、そこだけで勝負せねばならない。


そんな起業時から、5年ほど経った今に至るまでに、
人生の点と点の繋がりを感じることがあります。出てきています。


たとえば、
前職のクライアントから数年ぶりにSNS上でご連絡いただき、
お仕事をいただいたことや、

地元の同級生から連絡をもらい、
一緒にプロジェクトを企画したり、

飲み友達だった学生がいつの間にか立派な教師になっていて、
その学校で講演をすることになったり、

なんとなくはじめたTwitterがバズり、
全国、世界の方と交流する機会をいただいたり、

なんとなく続けていたブログの経験が活きて、
クライアントの広報の仕事もしていたり・・・

もう、本当に数えくれないくらいに、色々な点がありました。


こんな感覚は、みなさん少なからずあると思います。



話を戻すと、ジョブズはそのスピーチの中で、こんな話もしています。

「将来を見据えて点と点を繋ぐことはできない」
「あとになって振り返ってみないことには、繋ぎようがない」
「だから将来、どうにかして点と点が繋がると信じなければならない」


そうなんですよね。
あの日、あの時、私もみなさんも、ジョブズも、きっと、打算的に点をつくっていたわけではないはずです。

打算的につくることも、つくりたい気持ちもありますが、それもそれで一つの点でしょうが、きっとどんなことも、あとで繋がってきます。


それは良いことばかりではなく、自分にとって厳しいこともあります。

過去の清算をしなければならないことや、
しっぺ返しをくらうこともあります。

やったことも、やらなかったことも、すべて自分のせいです。


だからこそ、一つ一つの点が、後になってどのように繋がるかわからないからこそ、「丁寧に」「謙虚に」接していきたいと思います。


特に、30歳を過ぎたあたりから、私も実感することが増えました。


コップの水が溢れる瞬間は、誰にでもあります。


私はまだまだですが、誰しも「Connecting The Dots」する瞬間が訪れるはずです。


今日も、明日も、Connecting The Dotsしていきましょう。



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