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行動できずに悩むあなたが、行動するために必要なことは1つだけ。

むくり。
桑原です。

本日は、
「行動できずに悩むあなたが、行動するために必要なことは1つだけ。」というテーマでお話をします。


人材の仕事をしていると、

「なかなか行動できません」
「一歩踏み出せません」
「勇気が出ません」

こんな話を耳にします。


以前にも、「勇気を出すために必要なこと」というテーマで
記事を書いたことがありますが、
いま目の前に相談があれば、私はこうお答えします。


「最小の一歩を踏みだすべし」

と。


何かやりたいこと、成したいことがあって一歩踏み出したい人は、
その「一歩」の歩幅を、かなり大きく捉えていらっしゃる。


または、今の自分の身の丈に合っていない夢や理想を見つめすぎて、
途方に暮れている感じです。


私も今は「世界」を目指していますが、
そこから逆算される一歩はやはり、
身の丈に合ったものでなければいけないと、冷静に考えています。


いい意味で、
「身の程を知る」べきです。


「身の程を知る」という言葉は、なんとなくイメージがきついですが、
私は必要な考え方だと思っています。


この言葉が使われるシーンでいえば、
アニメや漫画などで、強敵が主人公に対して勝ち誇っている際に
「貴様が私に敵うものか!身の程を知れ!」的に使われます。


しかし、これは大事です。
敵も、なかなかに良いことを、ナイスアドバイスをしてくれます。


つまり、
「身の程を知る」

ということは、

「ゴールとの距離をできるだけ、可能な限り、知ること」

でもあります。


そして、
今の自分がちっぽけで、カスで、チリで、小さな存在だと、知ることです。


これも言葉は汚いですが、
まずは自分に何もないこと、意外にできることが少ないことを知るのです。


悩む時もそう。


今の自分と、理想の自分の「ギャップ」に悩むのです。


まずは「ゼロ」から自分にできること、あるものを見直します。


そこから、ゴールや、理想の自分像を見つめ、逆算し、
「できるだけ最小の一歩」を考え、やってみることです。


たとえば、自分の夢を
「DJ社長のようになる!」とした場合、
いきなりそこを目指して武道館を埋め尽くすような●万人イベントをやろうとしても、なかなか難しい。

でも、SNSでは絶えずDJ社長の活躍が目に入ってきて、
焦る。
同じく、DJ社長を目指して着実にその夢に近づいているライバルを見て、
焦る。
焦って、身の丈に合っていないことをやろうとしてスベッてしまい、
焦る。
焦る、焦る、焦る、悩む、落ちる・・・。


ではなく、「DJ社長」になりたければ、わかりやすいのは、
DJ社長が最初の最初の最初にやったことを研究して、やってみることだったりします。


DJ社長のことをこれだけ話しておきながら、
私はほとんどDJ社長のことは知りませんが、
どんな成功者と呼ばれる人でも、DJ社長でも、破天荒な人でも、
きっと、最初の最初の最初の一歩は、
凡人と大差のない一歩だったはずです。


人間の身体的な差でいっても、せいぜい個人差は1.3倍程度です。


世界最速といわれるボルトと私の足の速さも、実は0.3くらいしか違いはありません。たぶん、だいたい。


DJ社長の最初の、最初の一歩目が何なのかはわかりませんが、
それらも研究、勉強しながら、参考にしながら、
小さな、ちっぽけな、チリのような自分に踏み出せる一歩目を考え、
踏み出してみることです。


いきなり●万人を集めたイベントでなくても、
仲良しを5人だけ集めた飲み会を企画してもいいでしょう。
DJ社長に関する本を読み漁ってみてもいいでしょう。
DJ社長の地元に足を運んでみるだけでもいいでしょう。


何でもいいのです。
可能かぎり小さな一歩を踏み出してみましょう。


それでも、勇気が出ない、踏み出せない、行動できない人はどうすればいいか?


それは、もう、行動しなくてもいいと思います。

人生は、どうせ、いつか、それなりに、それなりの勇気を求められるシーンが訪れます。


その時に、勇気を出せればいいんじゃないですかね?

「勇気を出さねば」「行動せねば」なんて真面目なことを考えている真面目なあなたなら、きっと、そんなシーンが訪れた時には、きっとちゃんと、できることや求められることに応えるはずです。

それで、もう、いいと思います。

その連続で、いつの間にか自信もついちゃってたりしますし、自信がついてくれば、自然と勇気ある行動みたいなものもできるようになったりします。


勇気を出すために、勇気を出すってのも変な話ですし、ここまで話しましたが、勇気って出そうと思って出すものでもない気がします。


なんとなく動いていて、後から振り返ったり、
まわりの人が「あなたは勇気があるね」と表現してくれるようなものです。


ですので、乱暴でマッチョな言い方ですが、
「勇気が出ないなら、それまでのこと」です。


ということで、
今日も明日も来年も、
小さな我々の、小さな小さな一歩を積み重ねていきましょう。


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