まず、子育てを大変だと感じる自分を許そう


つい先日もある番組で、専門家の方が言っていました。

子育てを大変だと感じるのは、決して悪いことではなく、むしろ頑張っている証拠だと。

 私は不妊治療を経て、子どもを授かりました。
治療中は、赤ちゃんの温もりをこの手に感じることが夢となり、その想いの強さは「私ってこんなに子どもが欲しかったんだ」と思わされるほど。

その夢を叶え、こんな私を選んで来てくれた息子は間違いなく宝物だと日々実感します。

ですが、子育てしていれば、直面するのははじめてのことばかりで、自分の心に余裕がない時などはつい大変だなぁと感じてしまいそうになります。

そういう時にこれまでの私は、
「治療してまで子どもを持ったのだから、
育児がつらいなどと思う自分が信じられない!
そんな弱音は吐きたくない」とその感情に蓋をして過ごしていました。

第一、そんな風に感じるなんて我が子にも、
望んでも子どもに恵まれない方にも
精一杯サポートしてくれる双方の両親にも申し訳なさすぎる!という具合に。

しかしある日、このままではパンクするかもしれないと感じたのです。
これまでの経験からでしょうか。私がもっと若い頃に出産していたら、おそらくは張り詰めた緊張の糸が切れて号泣するまで気がつかなかったと思います。
(今でも私は泣き虫な方です)

そこで考え方を切り替えました。

自分の心の中で、大変だー!と感じることくらい許してみよう。
誰に言うのでもないのだから。

本当は心の中まで綺麗でいたい、いい子でいたい。

でもそのことが自分を追い詰め、やがて余裕のなくなった私からの負の連鎖で家族をも苦しめてしまうとしたら…本末転倒です。

家族のしあわせを願うなら、まずは自分がストレスを溜め込まず
おおらかな心持ちでいたいものです。
良いことも悪いことも、ここに綴るために
向き合い整理することで得るものは大きいと予感しています。

noteに限らず、皆さんにもそんな場所はありますか?

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