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【Google 広告/Yahoo!広告】自動入札を利用する際に覚えておきたい入札単価調整比の併用可否対照表β

※2021年11月19日更新

こんにちは、ギャプライズの樋爪です。

突然ですが「入札戦略(自動入札)」と「入札単価調整比(率)」を同時に設定していた」ことってありませんか?

当初は「一部の入札単価調整比は入札戦略と併用することができない」ということを知らず、慌てて入札戦略のタイプごとに併用可否のセグメント情報収集した記憶があります。

今回は、私が手元にメモしていた情報をベースに「自動入札を利用する際に覚えておきたい入札単価調整比の併用可否対照表β」として公開します。もし記載に誤りなどありましたら、ご指摘いただけると幸いです。
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■用語豆知識
Google 広告とYahoo!広告では名称が異なりますが、ほぼ同一の機能を指します。下にそれぞれ併記しておきます。

・Google 広告/Yahoo!広告
  ⇒ 入札戦略/自動入札

・Google 広告/Yahoo!広告
  ⇒ 入札単価調整比/入札単価調整率

【Google】入札戦略x除外設定 利用可否対照表

ほぼすべての項目で除外設定が可能となります。(デバイスは-100%設定)

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【Google】入札戦略x入札単価調整比 利用可否対照表

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※1 目標が調整されます 
※2 -100%のみ
※オーディエンスには「リマーケティングリスト」「カスタムオーディエンス」「ユーザーの興味関心」などが含まれます。
※ユーザー属性には「年齢」「性別」「世帯収入」「子供の有無」などが含まれます。

【Yahoo!】自動入札x除外設定 利用可否対照表

除外設定はすべて可能となります。(デバイスは-100%設定)

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【Yahoo!】自動入札x入札調整率 利用可否対照表

Yahoo!は検索広告においては7種類の自動入札を利用することが可能です。Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)YDAでは4種類の自動入札が利用可能です。

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※1 目標が調整されます ※2 -100%のみ

【おまけ】Google広告「季節性の調整x入札戦略xキャンペーンタイプ」

Google 広告の季節性の調整はデバイス別入札調整比が利用可能です。間接的に「mCV」や「tROAS」におけるデバイス別入札調整比の可否に影響がある可能性もあるため、メモとして残しておきます。

【おまけ】自動入札で用いられるシグナルとは?

そもそもの話ですが、自動入札で用いられるシグナルの違いに関して詳しく知りたい方は、各広告媒体の上記ヘルプページに目を通すと記載があるためより理解が深まるはず。

■参考URL一覧(Google 広告ヘルプ)

Google 広告ヘルプ 「季節性の調整について」
Google 広告ヘルプ 「入札単価調整について」
Yahoo!広告ヘルプ 「入札価格調整機能とは」
Yahoo!広告ヘルプ 「自動入札とは(検索広告)」
Yahoo!広告ヘルプ 「自動入札とは(ディスプレイ広告)」

【おわりに】

樋爪(@yasuyuki_ad)のTwitterでも日々業務を行う中で得た気付きをツイートしています。

少しでもこの記事がお役に立てたら、SNS等で拡散、いいね、フォローして頂けると、今後の記事執筆の励みになり非常に嬉しいです。それではまた。



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