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南朝

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関西の南朝史跡など
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#肥前のくま旅行記

南朝史跡めぐりin吉野〜阿倍野

南朝史跡めぐりin吉野〜阿倍野

2024年4月4日、フォロワーさんと一緒に吉野山の桜を観に行きました。
8時に近鉄吉野駅を出発し、七曲坂を登って金峰山寺蔵王堂を目指します。
こんなに早い時間でも、ロープウェイ乗り場にはそこそこの行列…!

少し寄り道をしつつ、8時40分に蔵王堂に到着。
まずは大塔宮にご挨拶。

次は吉水神社に向かいます。
拝観は9時からということで少し待ちました。門が開くと皆さん一目散に右手の一目千本へ。

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南朝史跡めぐりin河内長野〜住吉

南朝史跡めぐりin河内長野〜住吉

2024年5月18日、友人と一緒に河内長野市内の寺社に行きました。
9時少し前に河内長野駅に到着、構内のコンビニで南海バス河内長野市内一日乗車券を購入し、最初の目的地へ。
10分ほどバスに乗って、観心寺に到着しました。

観心寺は楠木正成公ゆかりのお寺であると同時に、後村上天皇の行宮の一つでもあります。

さっそく境内へ。
入ってすぐ右手に、後村上天皇の石碑があります。

続いて金堂へ。

金堂の

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十津川村南朝紀行

十津川村南朝紀行

2024年8月14日、私はフォロワーさんと一緒に奈良県吉野郡十津川村を訪れました。
北方領土を除くと日本一大きな村として有名な十津川村。自然の豊かさはもちろん、たびたび歴史の舞台にもなってきた土地です。今回は、南朝の史跡を中心に十津川村の各所を巡りました。

まだ朝早い時間にフォロワーさんと奈良県内の某所で合流、十津川村を目指して出発です。
途中、五條市大塔町阪本にある道の駅吉野路大塔で少し休憩。

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後村上天皇の足跡をたどって

後村上天皇の足跡をたどって

南朝の二代目である後村上天皇(義良親王)の聖蹟を紹介します。

※後村上天皇は畿内各地を行在所としていますが、ここでは滞在期間の長いものを取り上げています。

1.多賀城 義良親王6歳〜10歳

建武新政の期間、親王は北畠顕家らとともに陸奥国に下っていました。

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1333年11月  
 陸奥国多賀国府に入る
1334年5月  
 親王の号を賜る
1336年3月  
 京都花山院にて元服、陸

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