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小説家になろうについて

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#コラム

小説の鬼門、中だるみや説明シーンをどう乗り越えるか?

小説の鬼門、中だるみや説明シーンをどう乗り越えるか?

小説を書く人の悩みポイントというのは、驚くほど似通っている。

それはアマチュアでも、プロでも大きくは変わらない。
クライマックスや最初から書きたいというシーンはスラスラっと筆が動く。
あるいは、書き出しは得意という作家もいて、序盤もラクに書ける。

ところが、一度書きたいシーンを書き終えて、次の盛り上がるシーンにいたるまでの途中、ここが難しい。
とたんに筆が鈍り、そして描写もなんだかダラダラっと

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小説家の魅力的なキャラの作り方、教えます

小説家の魅力的なキャラの作り方、教えます

小説はキャラがすべてを決める、と言ってもけっして言い過ぎではありません。
誰がなにを考えて、どう行動したのか……。
その積み重なりが、物語の流れを決定づけるからです。

本当に心に残るクリエイティブな作品を思い返してください。
そこには魅力的なキャラが必ずいるはずです。

私の知るとある編集さんは、「キャラさえしっかり立てれる作家さんだったら、多少文章力が低くても安心して仕事が任せられる」と言って

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文章を上達するために、誰の声を指標にしたら良いのだろうか?

文章を上達するために、誰の声を指標にしたら良いのだろうか?

 成長するにはフィードバックが大事だ。
 特に指導に対して進んでいるスポーツの世界では、コーチの存在が当たり前になっている。フィードバックはビジネスでもコーチングやマネジメントといった言葉になって、非常に重要視されてきた。

 だけど、文章に関してはどうだろうか?
 文章は表現の多様性があり、一概に正解が決められない。
 だからか、人から評価を受けていると、基準点が曖昧なことに気付いてしまう。

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