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悔しいんだか悔しくないんだか

今日は入りたいとおもっていた楽団のオーディション。
結果は不合格。
ブランクが埋まってないので、また埋めてから連絡してきてください。とのこと。

昔の自分なら死ぬほど悔しかっただろう。
死ぬ気で練習して最短でまた応募していただろう。
そしてそのバンドで大会に出て、仲間と笑って泣いて感情を爆発させる日を目指して。
そしてたくさんのお客様の大きな拍手と、吹いていて震えるような瞬間を目指して。
そのためなら自分の時間を、パワーを全て使う。
そのくらい吹奏楽が大好きで愛してた。

でも今は違う。
今も悔しいしそうしてでも入りたいと思っている。
けど、一方で何がなんでも、色んなものを犠牲にしてでもとはならない自分もいる。
正直土日に練習で完全拘束される日々から解放された、と少し安心もしている。
これは自分の悔しいと言う気持ちに蓋をして逃げるための言い訳なんだと思う。
けど、昔のようにその悔しさをバネに全力で頑張れる自分はもういない。

これが歳をとると言う事なのかもしれないけど、昔の自分に今の姿を見せたら、きっとがっかりする。
そうはなりたくないと思うけど、身体が動く気がしない。

とりあえず少しゆっくりしてこれからのことは考えようと思う。

また私は前に向かって進み出すことはできるのだろうか。

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