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1年以上のパワハラ:50代の女性看護師を停職2カ月 

長野県の県立病院機構は
50代女性看護師が部下に1年以上にわたり
パワハラをしたとして
2ヶ月の停職、懲戒処分をしました。

これは驚きでした!
パワハラが認定されて懲戒処分までされるのは
とても珍しいことです。
パワハラの認定が難しいからです。

詳細な調査と思い切った処分、
長野県病院機構は
「パワハラは許しません!」
という強い姿勢を見せられたと思います。

パワハラを受けている時は?

パワハラを受けていると思ったときには
何を言われてたのか日付と共に
メモをとることが重要です。

そしていくつかが溜まったら
それをもってハラスメント窓口に行きましょう。

パワハラ問題処分後をどうする?

パワハラ問題への解決は、処分で終了、ではなく
ここからがスタートだと思うのです。
パワハラを受けた看護師に心のケア、そして
パワハラをした看護師への心のケアです。

「トラウマインフォームドケア」の視点からみると
パワハラをした看護師も
きっと自分自身に対して困っている人なのではないでしょうか。

一般的に、パワハラをする看護師、もっというとパワハラをする人は
心の内になんらかの要因がある場合が多いです。

そこにアプローチすることが重要です。
職場環境だけではなく、個人の心理にも焦点をあてていけたらいいと思います。
パワハラをしたことは全くもって肯定できませんが、
そうせざるを得ない心の状態、思考があると考えられます。

モラルハラスメントの参考になる本

モラル・ハラスメントについての本は
「モラル・ハラスメントー人を傷つけずにはいられない」
がとても参考になります。

フランスの精神医師が書いた本ですが、読みやすいです。

どうして人を傷つけるのか?
その心理が詳細に記載されていて、
モラハラをいくつかのパターンに分けています。
(夫婦関係のモラハラもとても参考になります)

モラハラ・パワハラを受けている人

モラハラ・パワハラを受けている人は
「自分が悪いからそうなるんだ」と思う傾向があります。

自分がモラハラ・パワハラを受けているかどうかわからない、
と思っている人は一度
「モラル・ハラスメントー人を傷つけずにはいられない」
を読んでどのパターンに当てはまるかを
見てもいいかもしれませんね。

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