見出し画像

海苔のことはそれほど

東京暮らしを始めてから、1~2ヵ月に1回くらいの頻度で、家族が食材を送ってくれる。旬の野菜が、新聞紙やビニール袋でくるくる包まれてぎゅっと詰まっている。ありがたいことだ。

お歳暮やお中元の時期になると、いただきものらしく海苔が大量に送られてくる。塩分を控えている家族なので、味海苔などは消費しきれないのだろう。私ももうご飯をかっこみたい年頃ではないので「白飯のアテ」的なものには手が伸びにくい。だから、ありがたいけれど、味海苔の消費に少し困っている。

いままでは、ガスコンロ下に仕舞っておいて使い切れず湿気てしまうことが多かったため、いまは冷凍庫に保管している。いつ使ってもぱりっとしていてありがたい。もっと早く知りたかった。
日々、せっせとスープに入れたりお味噌汁に入れたり、おにぎりにしたり、千切っておかずにふりかけたりしている。が、減らない。1回で使うのは個包装1つぶんくらい。冷凍庫では、5枚入りの個包装海苔がミシン目でずらずらっと連なったまま、次なる出番をまっている。今度は使い切れるんだろうな、湿気て捨てたりしないよな、と目が合うたび感じる無言の圧力。

ネットで「味海苔 消費」と検索したら、佃煮をつくるレシピが出てきた。うん、そういうことじゃないんだ。白飯のアテが欲しいわけじゃない。もし食べたければ、マイベストオブ佃煮・ごはんですよを買う。

何かおすすめレシピがあったら、ご伝授ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?