日本料理の修行は厳しいもの?

私は変わった経歴を持っています。

18歳で高校を卒業してスーパーお惣菜を作る部門に配属されました。

そこでは社会人としての責任や、気持ち、言葉のルールなどを学びました。
その後、自分で調理師免許をとり、フリーターで2年間リゾートバイトなどの住み込みの仕事をして、たまたま声がかかってドイツに行くことにしました。

ドイツの日本料理店で3年半くらい経験を積んでかえってきて、改めて地元の日本料理店で修行に入りました。27歳だったと思います。

そこの仕事は大変厳しいもので、年下の先輩に煽られたり、先輩が来る前に自分の仕事を終わらせておいて、新しい仕事を教わる時間を作り、みんなが帰ってから黙々と練習して、翌日のタイムスケジュールをメモして寝る。

すると大体先輩か難癖つけてきてスケジュール通りにはすすまず、怒られる。そんなことを2年間続けました。

そんな厳しい先輩たちとの時間の中で知識や技よりも大切なものを学んだ気がします。

それは一言で言うと、思いやりです。

次回は思いやりについておはなしします。

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