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隠されたゴッホのひまわりと巨大な蝶と先生の無謀な挑戦

昨日は、息子さんの学校公開に行ってきた
息子さんのクラスは、予定を変更して
2時間の枠を利用して『総合』とやらの
発表会をするという

内容は、地域に生息している昆虫や花を
調べて各班で大きな模造紙にまとめて
発表すると言うもの

1時間で3組ずつ計6組の発表

息子さんの発表は3番目

子ども達は発表をただ聞くだけにならないよう
ワークシートを配られて
他の班の感想などを書かすらしい

各班5人で花や虫を1つずつくらい担当し
自分で調べたものを発表するらしい

教室に入ると
たくさんの絵が飾られていた

すぐに、息子さんが
『図工でひまわりの絵を描いたら
 失敗した〝ゴッホのひまわり〟
 みたいになっちゃった』
と言っていた時の絵だとわかった。

〝ゴッホのひまわり〟と言えば

確か、こんなのだよなぁと思いながら
掲示された絵ひとつひとつを見て行くと
〝ソレっぽい〟のが1つあった

が、名前が見えない

しかし、周りを見渡しても
他にゴッホぽいものは見当たらない

名前が見える位置まで行くと…

ビンゴ!!

『息子さん、
 意外と絵がうまいんじゃない!?』

などと親バカ的発想w



絵のタイトルを見て

???となる。

やっぱり息子さん難解だ

タイトルは
『森に隠れた花』

花、隠れてる?
てか、ひまわりって森に咲く??

頭の固い常識人な母には
理解不能なタイトルセンス

ほどなくして、授業が始まると…

息子さん、筆箱の中から
おもむろに黄色い折り紙を一枚出した

折り紙!?

筆箱から折り紙が出てくるのも
謎なのだけど

折り紙なんて出している子は
他にいない。。。

なにやってんだ??

しばらくして、息子さんが
黄色い折り紙を出した意味がわかった

発表に際して、子ども達は
あんちょこ、、、国語のノートに書かれた
文を読んでいるのだが
99%息子さんは国語のノートを忘れたのだ
と母は確信した

そこで急遽、学校に置いてあった折り紙で
カンペを作成したのだろう

はぁ〜。。。。。
相変わらず忘れ物が多い

まぁ、代案を思いついて
その場を乗り切る力は必要だけどね。。。

うん、大事なスキルではあるよ
ある意味では偉い(!?)とも言えなくもない

それはさておき
子ども達の発表は概ね順調に進んで行った

が、

耳を疑う言葉が…

それは、アゲハチョウの大きさを
発表している子どもの口から漏れた

『アゲハチョウの大きさは40センチメートル
 から50センチメートルで…』

え??

頭の中に小学校の机くらいの巨大な蝶出現
うわぁ〜気持ち悪い、怖〜い
モスラとは言わないけどさ

言い間違いかと思って
模造紙を確認しに行くと
しっかり『cm』と書かれている
『mm』を習ってないのか?
チエコ(担任)はソコは指摘しないの?

しかも華麗にスルーする周囲の雰囲気にも
????
体質的にこういうのダメなのに(涙)
頭の中の巨大アゲハが気になって気になって

そんなことを考えているうちに
最初の3組の発表は終わり
子ども達数人が手を挙げて
発表の感想などを言って
少し時間が余り気味に3時限目が終わった

少しマキ気味に終わった反省があったのか
4時間目の発表に際し
チエコは無謀にもハードルを上げて来た

発表後に
『私達の発表はいかがでしたか?』
と感想・質問を受け付けると言うのだ

なんと言う思いつきの暴挙

感想を聞くのは良いけど
質問は、無謀だろう。。。

プレゼンでは、ある事と言っても
所詮は小3だ。
発表した事が調べた事の全てだろうし

質疑応答のシュミレーションを
して来ているわけでもないだろうに。。。

さらに、その場で調べる手段もないのだから

授業に積極的な素直で良い子ちゃん達は
チエコの期待に応えようと(?)
手を上げて考えた質問を発表する

案の定、答えが出なくて戸惑う子ども達

チエコが助け船を出す
『それは調べていません
 今後調べます』と言えと

え??

質問する子どもに対し
『調べていません』と
ひきづった顔で答える子ども

この不毛な応酬に何があるというのか

折角、頑張って発表したのに
自分が調べてないこと聞かれて
『調べていません』って言う経験必要??

感想だけ2、3言われて
褒められて達成感のうちに終わった方が
いいのにと思ってモヤモヤするし

頭の中は巨大な蝶が舞うし

疲れ果てた母は
最後の班の発表が終わったら
速攻で教室を後にした