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【子育て】母の失念から生まれた息子さんとの遊びが楽しすぎた

最近、私は〝失念〟という言葉が気に入り
多用している
何がきっかけかわからないけど
〝失念〟という言葉が降ってきた

改めて意味を調べると
『うっかり忘れた』の謙譲語だとか

使い方はバッチリ合っていたw

母はADHDの傾向のせいか
いろんなものを失念する
さっきまであったものも
どこにやったかわからなくなる
失くし物、物忘れに関してはプロ級w

そして、先日もやってしまった
ペットでクリステッドゲッコーのくーちゃん
こと、クリストファーくんのお家の扉を閉める
という行為をすっかり失念してしまったのだ

霧吹きをしたら
ゼリーが古くなっているのに気づき
交換しようと思ったのだが
古いゼリーを捨てた後に
何か別のことに気を取られたのだと推測される

数時間後に気がついた時には
時すでに遅し😓
くーちゃんの部屋はもぬけの殻だった

厄介なことには、くーちゃんは
家で飼っている爬虫類の中で
唯一の〝壁チョロ系〟という事

家には、ヤモリが他にもいるけど
皆〝トカゲもどき〟である

〝壁チョロ系〟のクリストファーだけが
壁や天井に張り付いて移動できる

移動範囲が3Dかつ広範囲なのだ
……面倒い

案の定
クリストファーは、なかなか見つからなかった

そんな、日曜の朝
『くーちゃんや〜い!出ておいでぇ〜』と
私が探していると
息子さんが、ふと言った

息子『クレステッドゲッコーって
   どこの国に住んでるの?調べて!』

ネットで検索するとニューカレドニア

ニューカレドニアって天国に1番近い島だよな
なんてボーっと考えてる頭には何故か
松田聖子の歌が流れる(←年バレするw)
昔、お姉ちゃん松田聖子が好きで
お父さんと一緒に映画見に行って
テレビのインタビュー受けたと騒いでたなぁ…
など普段思い出すこともない
遠い記憶が蘇ってきた

母『ニューカレドニアって
  天国に1番近い島らしいよ
  ほら見て海キレいだよ!』

すると息子さんが
『ニューカレドニアはどんな言葉を
 使っているの?』と聞いてきた

『ニューカレドニア 公用語って調べれば
 出てくると思うよ』と言いながら検索する

母『フランス語とクレオール言語らしいよ
  フランス🇫🇷の植民地だったのかな?』

息子『くーちゃん日本語わからないんじゃない
   フランス語で呼び掛ければ出てくるかも
   知れないよ』

うーん…なるほど
『息子さんナイスアイデア!』と言いたいが…
くーちゃんはワイルド個体じゃなく
ブリーディング個体だったような…

しかし、ものは試し
Google翻訳を開いて打ち込む

『クリストファー、出ておいで
 お家の扉は開いているよ
 黒コオロギ食べたくないのかい?』

Google翻訳は音声読み上げもしてくれる
(主要言語に関してだけは…)

母『クリストファーって発音されないね』

息子『クリストファーは英語の名前だもん
   英語にしてみて!』

今度は、キレイに発音されるじゃないか
息子よ、その情報はどこから仕入れた?
まぁ、クリストファーと名付けたのも
息子さんなんだけど…
こういう所が驚きであり面白さだなぁ〜と思う

そして、〝フランス語〟〝名前〟で
あることを思い出した
フランス人は〝h〟が発音できないという事

私の名前にも〝h〟が入っている

ニヤニヤしながら
名前を打ち込み発音してもらう

すると息子さん大ウケw

自分の名前を打ち込んでくれと
リクエストしてきた

その後

名前をいろんな言語で発音したもらったり
しばらく色んな言語を発音させて喜ぶ
ちょっと変な親子w

クリストファーに帰って来いと
訴えるためにGoogle翻訳開いたのに
すっかり本来の目的を見失い遊びに耽った

ちなみに、クリストファーは
その晩に家の中で母によって無事発見されたので
ご安心下さい
(家の中であることは確実だったけど
 クーちゃんは外来生物だから
 良かった、良かった)

ここだけの話だが
クーちゃんの家出(?)は3度目である

はい。
もちろん3回とも原因は
母の失念による扉の絞め忘れです(メンゴ)