想像していなかった自分 想像できなかった自分
7月に22歳になった。
10年前の自分が想像していた22歳かどうか聞かれることがあるが、正直に言おう。10年前の自分は10年後なんて想像していなかった。
そもそも。
愛犬が死ぬまで、そんな事はまさか自分に起こらないだろうと思っていた、想像できなかったというより想像しようともしない。だって選択肢になかったから。これと同じ。
Ms.12歳はそもそも大学生とはどんなものか、どんな生活か知らなかった。
しかし書きながら気が付いてしまった。自分の性格上、想像しようとはしていたはず。でも想像したいものが自分の知識や経験量を上回ってしまってふわふわと終わってしまった。
音速を超えたら自分の声が聞こえなくなるのに似ている。
Ms.32歳、少し大人になったMs.22歳はこれを想像することができる。
いや、想像したいものの為の知識材料はあると言った方がいいかもしれない。
仕事があって家庭があるかもしれない。欲を言うと、もう一つの言語を習得していて肌の老化とはまだギリギリ戦えている。
でもここだけは未熟なMs.12歳から学びたい。
Ms.22歳が持っている知識をも超えるMs.32歳がいるかもしれない。
意外と人生は変わるし今のベストが将来のベストとも限らない。
その時ベストだったらなんでもいい。
大学付属校の第一志望に落ちてしまったMs.12歳はその後第二志望の別の大学系列校に進学するがそこから外部受験をし今に至る。当時の不合格は今の合格につながったし、その大学は、当時の第一志望の大元大学より一般的に難易度が高かったりする。中高では友人にも恵まれた。
想像してもいい。でもそれはあくまでも今の自分の知識の範囲内に過ぎない。そしたらいっそのこと想像なんてやめちゃって今に集中しても悪くない。10年後、そういや今の自分って昔は想像できないような人間だな。
まあどうでもいいけど。そのくらいで
目指せ、想像していなかった自分ではなく想像できなかった自分。
かもね
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