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赤ちゃんに送る初めての図鑑がすごく役に立った話(イラスト描きました)


こんばんは!絵本を作っている1児の母、ヒヤマナツです。
今日は絵本を最大限楽しむために大活躍した図鑑のお話です。

赤ちゃんの言葉は2種類

赤ちゃんが使う言葉は2種類あります。
意味を持った言葉
②意味を持たない言葉。

例えば、「ご飯食べる?」と聞いて、子どもが「ない」と言っても、「いらない」という意味が含まれているわけではありません。口から出まかせのように「ない」と言ってしまっただけです。

反対に「あった」「うー」「ま」に「これが欲しい」「あげる」「見て」などの意味を持ってることもあります。

大人が子どものどうしたいのかを汲み取って、初めてコミュニケーションが成立するかと思います。

とは言っても、普段の生活で「何が言いたいんだ??」と迷宮入りのまま興味が移り変わって終わることもあります。

ただ、子どもの言葉をなんとなくでも理解するためには、日頃から子どもと一緒に同じものを見ることがすごく大切だなと実感しています。

Gakkenこどもずかん777のすゝめ

赤ちゃんとの共通言語を取得するのにとっても役立ったのが図鑑です。
国が世帯に1つ配布してもいいんじゃない?と思うくらい個人的に図鑑は推したい…!

最初に読み始めた図鑑は学研が出しているこどもずかん777写真verです。

サイズ感も子どもが読みやすいサイズなのが良いです。

11ヶ月頃にあげて、今もボロボロになるまで読んでいる図鑑

図鑑を与えるメリット

当たり前の事を言うようですが、図鑑って「動物」「食べ物」「天気」「色」「形」カテゴリーに分かれていますよね。

赤ちゃんにとって視覚的に物の区別ができるのは、結構大切なことです。

一方、物語の絵本はあらかじめ設定された主人公と、背景にあるものが混同しています。

例えば、おむすびころりんの絵本があったとします。

赤ちゃんからすると、おばあさんとおじいさんがいる、おにぎりがある、ねずみがいるだけの世界に見えているわけで、物語と絵の結びつきを理解するのは難しいです。

しかし、図鑑の場合は動物というカテゴリの中に「犬」「猫」「ねずみ」「うさぎ」「ライオン」が集まっています。

動物の概念が分からなくても、図鑑を通じて無意識に同じカテゴリだということが理解できるのです。

動物の他にも食べ物、果物、色、形など、気になる概念ごとに深掘りできるのが本当に便利。

うちの子は、1歳くらいまでは動物のページばかり見ており、少しずつ食べ物(主に果物・野菜)に関心が広がり、1歳2ヶ月頃に形に気づきはじめ、1歳4ヶ月頃に色の概念が分かるようになりました。


図鑑を夢中になって読む1歳4ヶ月の頃

図鑑を与えるデメリット

指差しで気が済むまで「これ何?」を聞かれるので読み手は中々大変です。
子(指差し)
母「いちごだよ」
子(指差し)
母「桃だよ」
子(指差し)
母「とうもろこしだよ」
最初は本当にこれの繰り返し。同じものばかり指差すので、ちょっと退屈になったりも。

ただ、単語が分かるようになると、リアルなものに興味を持ち始めるので楽しくなっていきますよ。

例えば、図鑑に載っていた「とうもろこし」を実際に見せてあげると、今度は頑張って「とうもろこし」という言葉を覚えようとするのです。

大人の口の動きを見て、「も」と真似して言って見たり、雰囲気で喋ったりするのです。

そうやって少しずつモノと言葉が結びついていくんだと思います。

一生懸命理解しようとする姿を見ていると、口が渇くまで「とうもろこし」って単語言い続けて良かったな〜って思います。


とうもろこしの皮を剥いでもらう様子(カレーパンマンは手放せない)

タッチペンがついている図鑑は試したことないのですか、子どもが1人でも絵本を見ててくれるなら、タッチペンで音が鳴るものもいいのかもしれません。

また、限られたものしか載っていないので教えたいものが載っていないこともあります。

私がお勧めする図鑑の別のシリーズもあったので、もう少ししたら買ってみようかなと思っています。


それでは今日はこの辺で。

自分にあった図鑑探しを楽しんでくださいね!


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