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【言葉にこだわる】考える前にきちんと知ってほしい!知らないと思考がズレていく言葉8選

今回紹介する言葉は下記の言葉です。

・目的
・目標
・問題
・課題
・方法
・手段
・要因
・原因

全部定義をパッと説明が頭に浮かんできたでしょうか。

曖昧にすると思考がどんどんズレていきます。
相手がいる場合には、会話もズレていきます。

言葉を曖昧なまま使うと相手に「この人は大丈夫か…」と信用も失うかもしれません。
逆に、きちんと理解して言葉を使えると相手からの信用が得られます。

きちんと理解して頂けるように説明していきます!


「目的」と「目標」


目的と目標

図に示した通り、目的は抽象的で、達成したい事柄や行動の理由を指します。
目標は、目的の達成度合い具体的にはかるための指標(数値)となります。
数値にできない場合もありますが、なるべく数値で示すのが良いと思います。

「問題」と「課題」


問題と課題

問題は、ゴール(目的または目標)と現状とのGapを指します。
課題は、問題を解決するためにやるべきこと、つまり行動のことです。
問題と課題は混同されがちです。
しっかり使い分けられるようにしましょう!

「方法」と「手段」


方法と手段

同じ場面で使っても問題ないこともある言葉ですが、言い換えられない場面もあります。
方法は、全体的なやり方を示す言葉であるのに対し、
手段は、方法の一部の具体的なやり方を示す言葉です。

同じで使ってもいい場面:有効な方法、有効な手段
違和感がある場面:調理方法⇔調理手段、交通方法⇔交通手段、利用方法⇔利用手段etc…

「要因」と「原因」


原因と要因

原因は直接的な理由を示します。
要因は、原因がまだ特定されていないときに使われるときが多いです。
原因になり得る要素を複数あげた際に、その要素たちを要因と呼びます。

まとめ

・目的:達成したい事柄、行動の理由
・目標:目的を達成するための指標(数値)
・問題:ゴール(目的、目標)と現状のGap
・課題:問題を解決するためにやるべきこと
・方法:目的を達成するための計画的・全体的なやり方
・手段:方法の一部で具体的なやり方
・原因:ある事象を引き起こした直接的な理由
・要因:ある事象を引き起こした可能性のある要素(原因以外も含まれる)

それぞれが似た言葉であり、関連しています。
使い方を間違えず思考を積み上げられるようにしましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました。
質問や意見がありましたらお気軽にコメントをお願いします!

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