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思考ってなんだろう?

思考とはなんでしょうか。ネット検索すると
「考えや思いを巡らせる行動であり、結論を導き出すなど何かしら一定の状態に達しようとする過程において、筋道や方法など模索する精神の活動である。」
と出てきます。
(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%9D%E8%80%83)
なかなか理解しづらいですね。
精神の活動であると書いてあることから目に見えないことは一つの特徴であると思います。

なぜ思考するのか?

そもそもなぜ人は思考するのでしょうか。
おそらく何かの行動をする前に、どのように行動すれば良いか選択肢を複数挙げ、その中から行動を選択しているのではないでしょうか。

例えば、「旅行先はどこにしよう?」「何を勉強しよう?」「今日のご飯は何にしよう?」と考えるときは複数の行動の選択肢を挙げ、選択して行動しているかと思います。

なぜ行動するのか?

それでは、なぜ行動しようとしているのでしょうか。
それは、行動することで何か達成したい目的があるためではないでしょうか。
例えば、旅行先を選ぶ際には、「自然に癒されたい」「カジノで一発当てたい」「他の国の文化に触れたい」「自分を試したい」など人によっていろいろな目的があるかと思います。
その目的を達成するために旅行先を選ぶのです。

目的設定するために背景を把握する

目的は、その人やチーム、状況や条件、その時々によって異なります。なぜなら「背景」が異なるためです。
背景とは、見えている事実、事実に対する主観、周囲から求められていることを含めた、個人またはチームが置かれている状況のことです。
チームで思考する際には背景をそろえる必要があります。適切な目的を設定する際には、背景を深く把握する必要があります。

旅行先の例では、ある人は「仕事で残業が多く、上司にも怒られストレスがたまっている」、またある人は「就活前だけど将来どのような選択肢をとれば良いかわからない」、またある人は「親として子供に普段できない経験をさせてあげたい想いがある」など様々な状況に置かれている中で、目的を設定していかなければなりません。

まとめ

上記より、私は下記のように思考を定義します。
思考とは、背景を深く理解し目的(ゴール)設定を行い、目的達成の手段を模索する行動のこと

まとめると思考の流れとしては、下記が大まかな流れになります。
①    背景を把握する
②    目的(ゴール)を設定する
③    行動の選択肢を複数挙げる
④    行動を選択する

コーチングでよく出てくるGROWモデルが思考を行う際にとても参考になります。
G:Goal(ゴール、目的)、R:Reality(現状)Resource(リソース)、O:Options(選択肢)、W:Will(意志、選択)の頭文字のGROWです。
別記事でGROWモデルの使い方を解説したいと思います。

今回は思考って何?という疑問から無意識に行っている思考の流れを紹介しました。
思考は意識すればコントロールできます。
AI時代で生き残れる思考方法をみんなで学んでいきましょう。


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