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米中外相会談について

先日、米中外相会談がアラスカでおこなわれました。

現在米中ってかなりバチバチしてますよね。どんな会談になったのか各メディアが報じていますが、ちょっとした解説と推論を展開していきます。

外相会談とは

外相とは外務大臣のことです。各国の外務大臣同士が諸問題について話し合うというイメージですね。

今回の米中外相会談の内容

今回、会談の冒頭でアメリカ側が5分中国の批判をし中国側が20分アメリカの批判をするなど、批判の応酬でした。

もちろんメディアもいました。このような会談をするときにメディアは冒頭の部分だけを撮って帰ります。冒頭は挨拶から始まるのが普通ですからね。ところが、その冒頭でアメリカが中国批判をしたので、中国も批判されたところだけをメディアに撮られては不公平と思い、結局互いにメディアを引き留めて批判を続けたそうです。結果、1時間も両国の批判だったそうですよ。

米中外相会談がアラスカで行われたことに関する考察

基本的に会談は、スポーツの国際大会と同じように、どちらの国で行うかどうかがかなり重要になってきます。たとえば、米朝会談では、アメリカとしてはワシントンで行いたかったようですが、北朝鮮が拒んだためシンガポールとベトナムで開催しています。それくらい、気を使う事柄のようです。

さて、今回の米中外相会談はアラスカでした。

米中外相会談の前は、日米と日韓の外相会談が行われました。そこは、それぞれ東京都とソウルで行われています。

基本的に、会談を持ちかけた場合は、相手国のトップが場所を決めるので、大抵相手の国になります。

そう考えると、米中外相会談がアラスカで行われたので、この会談は中国から持ちかけたと推測することができます。つまり、中国としてもアメリカとの関係を改善したいと思っていると考えられます。

しかし、アメリカの世論が反中国よりなので政権としてもなかなか親中とはならないでしょう。

ライター國貞



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