【大学院試準備三部作②試験対策編】勉強法は指導教員になる人に聞くべし
みなさんこんにちは!じんぺーです。
前回に引き続き、大学院試の準備について書いていきたいと思います。
前回の記事はこちらです。
今日はみなさまも気になるであろうところの「試験対策」についてぼくなりに思うところを書いていきたいと思います!
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大学院進学したい人が気になるポイント第1位
前回も書いたように、大学院に進学したい学生の相談を聞くことがよくありますが、その中でもやはり多いのが入試の勉強をどうしたらよいか?ということだと思います。
ぼくは学部と進学したかった大学院が違う大学だったので、ジェネラルに「大学院試験対策」として教えられることはあると思います。
つい先日も学生ではないですが、社会人の方が大学院進学を目指されていて、試験勉強のことを聞かれました。けっこう細かい内容の質問だったので、答えやすかったです。
しかし、ここが大事なのですが、やはり他の大学院、他の分野、の試験は違うところも多く、ぼくが正確に伝えられることは実は多くありません。「京都大学大学院教育学研究科教育認知心理学コース」に進学したい方がいらっしゃれば、細かいところまで伝えられると思いますが…
じゃあ誰に聞くか
前回の記事を読んで頂いた方には本当に重なる部分が多くて申し訳ないのですが、これも研究室訪問時に、大学の先生に聞いてしまったほうがいいです。だからこそ、できるだけ早く研究室訪問をした方が、効率よく勉強できる期間も長くなるので、有利なのです。
もっと言うと、その行きたい大学院研究科の先輩と繋がれたら、もっと情報量は多くなります。
ぼくの場合、先生が優しかったので、院生室を案内してもらって、同じ研究室の先輩にもおすすめの参考書や勉強法を教えてもらいました。それらを忠実にこなして、合格することができたので、なかなかいいやり方だと思います。
(ちなみに、あまり連絡を取り合ったわけではないですが、Twitter上でも進学先の先輩と相互フォローになっていて、「合格したらよろしくお願いしますー」とDMした記憶があります。)
というわけで、結論としては、前回とほぼ同様で、できるだけ早めに研究室訪問をして、勉強法、試験対策を聞いてしまう、のがよいということになります。
じんぺーの大学院試験対策
とはいえ、これで終わってしまうと前の記事から情報量増えていないので、ぼくがどういった大学院試験対策をしていたかを書いていきたいと思います。
これは、けっこうどの大学院も共通だと思うのですが、大学院試は、
1.専門分野の試験
2.英語の試験
3.研究計画書(+研究報告書)
の3つくらいで構成されていると思います。1つずつ簡単に振り返ってみます。
1.専門分野の試験
これは、自分でいったら「認知心理学」の知識になります。思考や論理の組み方を見る問題と、専門用語の説明をする問題があったのですが、研究室訪問時に先生に聞いた話によると、例年、専門用語の説明の方で点数に差が出てくるため、ここでしっかり取れたら合格確率も高いようです。
勉強法としては、自分の使っている参考書の後ろの方のページにあるインデックス(索引)の用語をある程度説明できるようにしておいたらよい、ということを聞きました。そして、おすすめの参考書も教えてもらいました。行きたかった研究科の先生方が共著で書かれている本です。
この本はインデックスを3周くらいして、他にも院生の先輩が教えてくれた本を2,3冊同じようにインデックス単語勉強をしました。これはすごく効果があったと思っていて、試験でも10個の専門用語の説明があったのですが、手ごたえがありました。
2.英語の試験
英語に関しては、このnoteでもまとめたようにワーキングホリデーで1年ニュージーランドに住んでいて、英語漬けの日々を送っていたこともあり、少し自信はありました。しかし、そうはいっても、専門の文章となると話は違うので、ここでも先生に言われたとおりに勉強しました。
先生が言っていたのは、「とにかく自分の興味のある分野の英語論文を読みまくれ」ということでした。これもとてもよい勉強法だと思っていて、英語の勉強になるし、専門用語の勉強にもなるし、卒論や研究計画でより厚みのある論を構成することにも繋がります。
そんな一石三鳥にも四鳥にもなりうる作戦だと思っています。おすすめです。
3.研究計画書(+報告書)
自分の進みたかった研究科では、大学院でやりたい研究の計画書と卒論でやっている研究の途中経過報告書みたいなものが2次試験の題材でした。これに関しては、やはり人それぞれのところが大きいのですが、1つ言えるのは、既に大学院で研究されている人に見てもらいフィードバックをもらうのが大切ということです。
同じ分野の先輩なら最高ですが、なかなか見つからないと思うので、とにかく大学院で研究している人を見つけて、書類を見てもらいましょう。分野が違った人にも伝わるように書く、というのも大事な要素と思うので、有益なコメントが頂けると思います。
ぼくは、大学院は違いますが、学部の時にお世話になった先輩が他大学の院でバリバリ研究されていたので、何度も見て頂きました(正直、あれほど面倒見の良い方も珍しいので、本当にいい縁だったと思っています)。
まとめ
というわけで、大学院試験対策も基本的にスタンスは変わらず、研究室の先生や先輩に勉強方法を聞く、というのが1番のソリューションになるかと思います!
TwitterなどのSNSで探してみたり、少し時間はかかるかもしれませんが、数珠つなぎ的に人を紹介してもらい、最終的にたどり着いて繋がる、みたいなパターンもあるかもしれません。(ぼくで言えば、東京大や名古屋大、九州大の院生に仲がいい人がいます。)
いつも通り、オンラインを駆使した情報収集から始めてみてください。大学院試は情報戦です!
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