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アラフィフで粉瘤を手術した結果

みなさん、粉瘤(ふんりゅう)って知っていますか?「皮膚の内側に袋状の構造物ができて本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)が袋の中にたまってできた腫瘍の総称」を粉瘤と言うそうです。

私は5〜6年ほど前から左のこめかみの辺りに、粉瘤ができ始めて、気になっていました。触ってはいけないと思いながらも、ニキビを押し出すように指で押せば出てくるかも、と思い、むにゅっとやった事もありますが、これは、びくともしません。少しづつ大きくなってきて、顔を洗うときやお化粧の時に目につくのがストレスでした。

インターネットで検索してみると、粉瘤は硬くて凸凹していて中心に黒い穴があるとあります。「やはりこの出来物は粉瘤だな。だんだん大きくなってる、これ以上大きくなったら嫌だ。私はこれを取りたい。」1年前私はこの粉瘤を取り除く決心をしました。

行きつけの内科の先生に相談して、紹介状を書いてもらって形成外科を訪ねました。触診と注射針の様なもので組織を採取してエコーなども見て悪いものかどうかを検査します。結果、悪いものではないので手術できます。という事になり、ウキウキで手術の日を予約して帰りました。

ネットで手術の方法を下調べると、くり抜きとか切開するとあります。私はくるっとくり抜きかな、すぐ終わるよな。と安易な手術を想像していましたが、
手術は思ったより、緊張と手間のかかるものでした。

手術当日は入浴不可のため前日に必ず、入浴、洗髪をします。当日は手術の1時間前に抗生物質を内服します。すっぴんで、首回り、袖口のゆったりした服装で行きます。脈を測ったりする時に差し支えない服装なら服の着替えはなしで大丈夫でした。

手術を簡単に考えていたのに、手術室に入るとやはり、ドキドキしてきました。主治医が手術箇所に四箇所印をつけて、どうやら若い見習い風の先生が、切るようです。「え?若い先生が?明らかに経験不足やん。大丈夫?」と心臓はバクバクです。看護師さん2−3人も私を取り囲んでいます。緊張する!だって、診察の時にはにこやかでスマートに診察してくれたイケメンの先生が、ピリピリ感満載で若い先生に支持してるんだもん。「いやいやいやー、和やかにお願いしますよ〜。」「ブラックジャックにはしないでよ〜。」

まな板の上のコイ になりました。

主治医が何箇所も局所麻酔を打って、若い先生が切ります。「おー切ったー。」
でもなかなか、粉瘤の袋が取れません。組織にこびりついている感じでしょうか。粉瘤の袋を取り出すのに手こずってたか、スムーズだったか、私には分かりませんが、すぽっと 取れるものではないようです。

そして縫合は主治医がしてくれました。「時間が経つと皮膚が引っ張られてくるので、それも計算して盛り上がったように塗っていますが、後に綺麗になりますから。失敗したわけではないですからね。」と言われました。

1センチくらいの傷跡に何針も塗っています。術中も術後も痛みはないです。
翌日に消毒。10日後に抜糸の予約をして帰りました。

傷跡には傷跡保護と日焼け防止の為にカットバンを張ってください。(できたら4ヶ月間)と言われました。「えーっ、志村けんのひとみ婆さんみたいに?」と内心思いましたが、日焼けして傷跡が目立っても嫌なので2−3ヶ月はちゃんとひとみ婆さんのように貼っていました。(歳のせいか、そんなに恥ずかしくない。

1センチ四方くらいに切って

でも傷跡はみるみるうちに綺麗になっていき、本当にわからなくなってしまいました。真面目にひとみ婆さんして良かったです。そして先生の腕も確かでした。ありがとうございました。

費用は初診時¥3,350 
手術費用¥12,620
消毒¥360
でした。思い切って、手術して良かったです。

でもやっぱり、顔にメスを入れられるのは、怖いですね〜。
美容外科で整形手術なんて私には無理です。

今時間があると、断捨離をしていて、手術時の領収書などが出てきたので、粉瘤などで悩んでいる方の参考になればと思い、書きました。

今度は、17年前にレーシックをした時のことを書きます。あれの方が怖かったかも。

今 うちの さくら草も満開です💕


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