私の二回目のひとときインターン
二回目のひとときインターン
皆さんこんにちは、そしてお久しぶりです。昨年の8月にひとときインターンをした沖沢優希子（ゆきちゃん）です。今回は3月28日から4月１日までの5日間をひとときで過ごしました。また西会津に来れたことが本当に嬉しいです。久しぶりの上野尻には、以前来た8月に見た山の元気な緑と、痛いぐらい熱い太陽の姿はもうなく、もうすぐ離れていく冬とそんな冬を優しく送り出していくような春の姿が見えていました。そんな３月の西会津の景色を見るのは初めてのはずなのに、どこか懐かしい気持ちになってしまう。そんな西会津で今回始まるインターンに緊張感と不安がほんのすこーしだけ、そして大好きなひとときのみんなに会える楽しみをたくさん持って、私の二回目のひとときインターンがスタートしました。
やっぱり自然が好きな私
前回インターンに来た8月から今回の3月までの間に、自分の中で大きな変化がありました。それは、人生で初めて一人暮らしを始めたことです！夏休み明けの9月からやっと大学の対面授業が本格化するとのことだったので、18年間住み続けた福島県南相馬市の実家から、大学のある宮城県仙台市へ引っ越しをしました。
自分にとって初めての県外生活、そして初めての街での生活が始まりました。駅前に行けばとりあえず何でも揃ってしまい、とても便利な仙台です。
でも、田んぼの中で育った私には街が落ち着きなく感じられてしまい、週末には仙山線を使い田んぼを眺めに行ったり、神社の森の中に入ったりと仙台の中でとことん自然を追い求める生活が続きました。あ、街から少し離れると本当に田舎の、のどかな風景が見られるところも仙台の良さだと思いました。
でも……。
やっぱり仙台じゃなくて実家がいいよーー！！
トトロに出てくるサツキとメイの家みたいなあの実家に帰りたい。
実家を離れ、１ヶ月も経たないあたりで私は自分がどれだけ自然に囲まれた生活が好きだったかに、気づくことができたのです。
西会津での新しい出会い
そんな大好きな西会津の自然の中で、今回はいろんな出会いがありました。まず、私よりも２週間早くインターンに参加していたみづきちゃんとの出会いです。旅行や大会でしか東北を離れることがなかった私にとって、広島県出身徳島県在住のみづきちゃんは自分の知らない世界を教えてくれるような存在に感じられました。徳島県の川の話、広島県の街の話、そして広島県のお好み焼きの話、そして寺社仏閣に興味があるからお遍路もいつかしたいな、とか思ってみたり。すぐにでも四国に行ってみたくなりました。みづきちゃんの作ったおやつ便と、世界の朝ごはんシリーズが本当に美味しかった～！栄養学を勉強しているみづきちゃんだからこそ、食べ物に含まれている養分のことなどを踏まえながらの会話はこれまた私が知らないことばかりで面白かったです。仙台帰ったら自炊頑張らないとな…。次は徳島で会いたいです！
そして、夏のインターンで少し会ったきりだったなおちゃんとも、今回のインターンでたくさんお話することができました！
まさか８月から３月までの間にひとときのスタッフになっているとは！という驚きと、もう一度会うことができた嬉しさが本当に大きかったです。夏も思っていたけれどなおちゃんの作るご飯が本当に美味しくて、たぶんゲストさんよりも私がご飯をおかわりしている気がする。
元々紅茶が好きだった私にお茶について書かれた本を紹介してくれたり、一緒にチャイを作ってみたり。チャイづくりが本当に楽しかったので仙台に帰ってからも自分でスパイスを調合してみるなど、私の新しい趣味の扉を開いてくれました。仕事が一段落したあとは私のまだふわっとした将来の話をなおちゃんが聞いてくれる時間もありました。色々言語化できていない部分も多いし、今も文章化するのにかなり苦労しているけれど、なおちゃんの話を聞いているのも、なおちゃんに話を聞いてもらうのもどっちも好きだな～って思うんです。
次は一緒にキャンプもしたいし、一緒に山にも登ってみたい！そして美味しいご飯もまたよろしくお願いします（笑）
安心して帰れる場所
「またいつでもおいで、いつ連絡してくれてもいいからね」 若松のバスターミナルで別れ際に、ゆうちゃん（ゆうこさん）のこの言葉が本当に私のことを元気づけてくれました。 帰れる家、帰れる場所、そして私を迎えてくれる人がいるから、私は安心して外に出かけられるんだなーって思いました。これも実家を離れてみてすごく思ったこと。
よし、来週から大学２年生頑張るぞ。そして今年はもっと土と友達になるぞ。ひとときがあったから気づくことができた自分のやりたいこと、趣味、これからも成長させて、また西会津に帰りたいな。（この文を書いている今も、既に西会津に帰りたいと思っている自分がいます。）西会津の山も川も、田んぼも畑も、次に会う時が楽しみです。
皆さん今回もありがとう！
また会いましょう！
2022年4月23日
沖沢優希子
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？