自分の持ち味である、”勢い”を活かして、人生の選択をしていこう!
~始まり~
私のひとときインターンは、猪苗代のマルシェでのaoneさんとの出会いから始まりました。農業に興味があるということを話したら、ひとときインターンを熱く勧めてもらいました。
二本松市出身で、大学にも実家から通っています。実家に住んでいるので、お母さん・お父さんに頼る生活。そろそろひとり立ちしてみたい!けれど、タイミングが分からないまま・・・あっという間に4年生になり、大学院に進学して農学についてさらに深める予定でありますが、卒業論文を書く時期で、自分がなぜ農学について学んできたのか、これからはどうしたいのか、疑問がたくさん出てきました。
以上の実家を離れてみたい・自分の興味について考えたい、この2点があり、ちょうど目に飛び込んできた、ひとときインターン募集のSNS。これは行くしかない!と思ってメッセージを送信しました。
~ドリームラボサマーキャンプ~
~企画~
大雨で川遊びが中止に。子供たちと遊ぶ企画をたてることになりました。
私は、全てが大体で良くて、なんとかなるだろうと思うタイプ。それに対してゆきちゃんは、より詳細に・具体的にストーリーを考えることができる子。
ゆきちゃんが、子供たちに自己紹介をしてもらう時の司会をしたり、上野尻探検ツアーの説明をしてくれました。子供たちに楽しそうと思わせるストーリーを作って話すのが上手!きっと、頭の中でどういう風に子供たちに伝えたら楽しんでもらえるのかを考えて、シミュレーションしていたのだろうなと思いました。
最初からゆきちゃんに前に出てもらうことが多くて、私の人を頼る癖がここでも出ていて、途中ゆきちゃんには負担がかかることが多かっただろうと反省しています。ゆきちゃん本当にありがとう…!
でも、ここで気づいたのが、私の楽観的思考からくる落着きみたいなものが、全体を見る余裕を生み出していたこと。もちろんゆきちゃんに皆を引っ張ってもらっている分、余裕があるのだが、私のなんとかなるだろう精神がゆきちゃんを少しでも助けていたら嬉しいなと思いました。同時に、私は皆を引っ張るというよりは、少し後ろでリーダーを支えるということの方が得意なのかもしれないと思いました。ゆきちゃんが基本全員を引っ張るなかで、誰かが取り残されていないかなとかこの子のサポートをした方が良いかもとかを一人一人の雰囲気を見て判断していました。
バランスがとれていたという面で、ゆきちゃんと私の相性は結構抜群だった!と今満足しています(笑)改めてゆきちゃんや、ゆうこさん・ゆうすけさん・なおさん・ドリームラボのともみ先生のサポートがあってこそできたこの企画!皆さん本当にありがとうございました!
ということで、3日間を振り返り!
~Day1 上野尻探検ツアー~
イチゴみるくチームとネコムートチームに分かれて上野尻を探検!
チーム名決めの時から引っ張ってくれたさくらちゃん!
重いものを持ってくれたり、絵を描いたり、自分がやるんだ!という意識の強かったさっちゃん!
まずみんなを見て行動する優しいともちゃん!
イチゴみるくチームはこんな3人でした!子供たちはあっという間に仲良くなっているものなんですねえ(シミジミ)
~Day2 水風船合戦とクッキー作りと・・・??~
それは、夕食のBBQの前に、ともみ先生を笑わせる一芸を皆で披露するというものでした。私とゆきちゃん、子供たちがもっと仲良くなって欲しい、「ゆーかちゃん!ゆきちゃん!」って呼ばれるくらい、仲良くなって欲しいという思いからでした。
その時に、ゆうこさんに「子供たちとの壁を越えてみようか」と言われたことがとても胸に刺さりました。今まで私は、子供たちのリーダーなんだ、引っ張ってあげなきゃいけないんだ、そういう風に気を張っていた自分に気づきました。
それからその壁を越えようとした、クッキー作りはとても楽しくて、子供たちと歌いながら、騒ぎながら一緒に時を過ごしました。きっと子供たちもひとときでのキャンプ生活に慣れてきて、私の壁を越えようという気持ちが相まってより楽しく仲良くなれたなと思いました。子供たちにもたくさん御礼を言いたい!
~Day3 お別れの日~
あっという間だった3日間。正直、Day2が終わって寝る時に、明日の朝はまた仲良くしてくれるかな?って少し不安でした。
でもそんな不安はどこへやら!子供たちはDay3に、ゆーかちゃんと連呼してくれました!嬉しかったなあ~!
子供たちにとって、この一瞬一瞬が経験・糧となっていく。それは私も同じでした。誰かと過ごす時間を大切にしようって小学校の時何回も言われてたけど、大学生にして、やっとその意味が実感として分かった気がしました。場面場面でその目的は異なれど、どんな気持ちで接するかで充実度は全く異なることを体験しました。目的とそれに対する気持ちって大事なんだなぁ…。
ということで、私のひとときインターンはこれにて閉幕!
将来田舎に住みたい!ならば農業は欠かせないでしょ!と思っていました。それは間違いではないけれど、農業に限らず、自分の頭で考えれば、なんだって田舎ではできるんじゃないかと思えました。
ならば、今のうちにいろいろ経験しておこう、元々の自分の持ち味である、”勢い”を活かしてこれからの人生いろんな選択をしていきたいと思いました。
ゆうこさん、ゆうすけさん、なおさん、ゆきちゃん、皆さんありがとうございました。
福島にもう一つ居場所ができたことが嬉しいです!
2022年8月
福島大学食農学類4年 佐藤 優花
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