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本を読めていないのだが、どうしよう

 読めばいいだろうと思う。自分でも、強く。しかし、端的に言えば、仕事のインプットで手いっぱいである。

 一応、教える立場にある関係で、文章に触れる機会も多く、本を読むことを奨励することも多々ある。これまで蓄積してきた引き出しの中身を少しずつ放出しているつもりではあるので、今のところは話しのネタが尽きるとかいったことはまだ起こっていない。
 ただ、単純に新しい物語を読みたい自分と読む気が起こらない自分がけんかをしているだけにすぎないということだろう。
 
 覚えることと言ったらエクセルやPC,タブレットの活用、任されている業務はどのように進めていくのか、電話対応、研修内容、etc.
 これまでの生活では無縁だったものが一気に自分の脳内を駆け巡るのである。頭の前の方が痛くなる。これではインプットする気力も起きなくなる。

 そもそも、インプットだと思って読もうとするから良くないのだろうか。勉強しようと気を張っていると消費するエネルギーが多くなるように、疲れに行ってしまっているのだろうか。遊び感覚で読めば自然と読めるのではないだろうか。

 しかし、積もった疲労は回復に至っていない。考えて読むことは頭を使う行為であるから、万全の状態ではない今やれることとして挙げられるのは特に考えずに惰性でやれることになる。

 そう、思ったことを書くことだ。

 最近はこういった感情のアウトプットもしていなかった。書こうと思えば、疲れていたとしてもこれくらいは書くことができる。たまには何か書いて発散させるというのも一つのストレス解消法なのかもしれない。

 また休みの日には、だらりと文章を書くこともいいのではないかと再認識しているところだ。
 無理に本を読むのではなく、適度なアウトプットに、適度なインプットを添えるのがバランスというものだろう。

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