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 2021年3月13日にとある獣医師の方が写真つきで呟いた「馬のCTスキャンの撮り方」のツイートに対し、削除要求を突き付けた人物の迷言。
 くだんの写真には、馬を仰向けにしてCTに入れている様子を馬の後方から撮影しているのだが、このように性器や肛門が映った姿を写真で公開するのは「基本的馬権」の侵害なのだという。たぶん馬はなんとも思ってない。

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 これだけで十分なパワーワードだが、削除に応じられないとみると、わざわざ他人にまで通報を呼びかける始末。
 当然たちまちにして「ネットのおもちゃ」にされてしまい、犬や猫をお尻側から撮った可愛らしい写真など「基本的〇権」の侵害写真の大喜利会場に。ついにはTwitterのトレンド入りしてしまう。

 このおバカな人物は「肥和野 佳子」と名乗る元【社会学】者であった……ああ、やっぱり。

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 肥和野氏の唱える削除理由は最初は「基本的馬権」であったはずだが、突っ込まれて今度はありもしないツイッタールールを振りかざし始める。

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 ちなみに実際のツイッタールールは、彼女が言うようなものではない
 成人向けの性的な画像であっても、アイコンやヘッダー画像には使用しないようにというルールがあるだけで、ツイートに添付することは認められている。ただその際には「センシティブ設定」をつける必要があるものの、動物の後ろ姿にはもちろん、そんなものも不必要である。
 さらに自分がエビの写真つきのツイートをRTしたことにも「お前こそ基本的海老権を侵害しているじゃないか」と突っ込まれるという迂闊ぶり。アンケートにまでされて晒されてしまった。

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 もちろん皆、本気でエビや馬の写真が「卑猥」だと思っているわけではない。楽しんでわざと「馬がダメならエビも駄目だろうwww」と空気を読んで嘲笑っただけのことである。
 しかし肥和野氏はこれも無視できず逆ギレ「私は大学院時代に社会調査分析やってたので」とマウントを取りつつ、「ツイッターアンケートなんて信憑性が全然ないから相手してません」と宣言するも、自分がたかだか100いいねで自己正当化を図ろうとしていたことを指摘される。

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 そもそもいいね数で正当性が認められるなら、元の馬写真のほうこそ3万いいね以上を獲得しているわけだが。

 その他にもこの肥和野という人物は、

「ブラック企業という言葉は黒人が快く思わないからやめろ」
→その『後で』自分でもブラック企業と言っていたのがバレる。
【宇崎ちゃん献血ポスター事件】について当時興味なかったので一言も書いた事がなかった」
→思いっきり書いていたのが晒される。
「社会学はきちんと相互批判している!庶民がやるような『くだらない批判』はしない!」
→お前が淘汰されていない時点で駄目だろう。

 などの粗忽発言を連発。
 あまりに痛すぎるその言動から、これこそが「【アンチフェミの捏造】によるなりすまし」なのではないかとも思われたが、残念ながらというか当然というべきか、1987年に『ソシオロゴス』に寄稿していたガチモノであった。
 
 もちろん肥和野氏は、馬写真を削除させることに未だ成功していない。

参考リンク・資料:

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