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【ロバート・エドワード・リー記念碑】

 ロバート・エドワード・リーはアメリカ連合国(アメリカ南北戦争の南部側)の将軍。
 米バージニア州都リッチモンドには彼の巨大な像が設置されており、台座と合わせて2020年、BLM暴動の高まりに伴い、米バージニア州都リッチモンドにある像の台座には“BLM”などの言葉が無数の落書きをされるなどの【ヴァンダリズム】を受けた。が、あまりにも大きいため、他の【偉人像】がされたようにロープをかけて手で引っ張るようなやり方では倒すことができず、州が活動家などに撤去を求められていた。

AFP BBNEWS記事「【反人種差別デモ】 倒され、落書きされ… 標的になった各地の像」より
(上下とも)

 6月4日、州知事が撤去支持を発表。「こうした像は、文字通りすべての間違った理由で1世紀前に建設された。本来、公共広場ではなく美術館が所蔵すべきものである」と述べた。
 実際の撤去まで落書き行為はやまず、その中には「プロテスト・アート」と持ち上げられたものもある。

BLM活動家ダスティン・クラインによる「プロテスト・アート」

 州がこの像を撤去する権限の是非について裁判で争われていたが、2020年10月、裁判所は権限を認めた。
 2021年9月8日、クレーンで撤去された。


 参考リンク・資料:

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