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 気に喰わない表現に接したフェミニストなどの表現規制派が、その禁止を正当化できないとき、それがたまたま公共の場にある場合にそれを盾に取って【公共の場に相応しくない】と攻撃を仕掛けるのが常套手段である(この「公共の場」理論の嘘については同項を参照)。

 しかし、残念ながらその表現物が実際に公開されている場所が民間施設であるとき、思惑が外れた彼らはその代用として「公共の場でなくとも、公共性が高いから問題だ」と主張し始める。ようするに正確に当てはまらない言葉をより曖昧な文言に言い換えて押し通そう、という姑息な誤魔化しである。
 例として【宇崎ちゃん献血ポスター事件】では日本赤十字社の管理する献血ルームに当該ポスターが貼られていたが、フェミニスト達は日本赤十字社の法的位置づけに疎く、それが民間組織であることを理解していなかった。
 それを指摘された後、フェミニスト達は「公共性が高い」と言い始めたのである。
 以下はその例。

 むろん、「公共の場」も「公共性が高い」ことも、萌えイラストであったり巨乳の女性が登場するポスターや表現物が排除されなければならない理由にはならないことは言うまでもない。

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