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 20世紀の伝説的ポップアーティスト、アンディ・ウォーホルによるアートカー作品。
 BMW M1は本来の車両名で、1970年代に製造されたスーパーカー。ウォーホルは塗装に6㎏の塗料を用い、わずか28分で仕上げたという作業時間の短さも逸話となっている。

オンリーワンの希少車が環境活動家の餌食に ウォーホル作「BMW M1アートカー」に小麦粉を撒き散らす暴挙 実行者は現場で取り押さえられる

 2022年11月18日、イタリア・ミラノの複合アート施設「Fabbrica del Vapore」のアンディ・ウォーホル作品展にて展示されていたところ、環境活動家による【エコテロリズム】のターゲットとなり、小麦粉8㎏を掛けられ汚損された。
 活動家の一人は気候変動への政府の無策のため「こうした馬鹿げた行動を取らざるを得なかった」と発言している。同一の団体は同月4日にもゴッホ『種まく人』に野菜スープを掛けている。

活動家の過激な抗議相次ぐ ウォーホル作品に小麦粉

 従来、こうしたエコテロリストは莫大な賠償金を背負うのを恐れてか、ガラスケースで襲われた絵画などを狙う傾向にあったが、今回は作品本来の汚損に及んでおり、過激化が懸念されている。

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