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【神都あかり・鈴鹿翔琉】

※【三重交通公式キャラクター】からも転送されます。

 「神都しんとあかり」、「鈴鹿翔琉すずかかける」のこと。
 2024年1月26日、三重交通株式会社が創立80周年記念事業の一つとして発表したキャラクター。外見と設定は事前に決まっていたが、名称を一般公募。この公募をX上でも宣伝したところ、フェミニストが襲撃。

  言いがかりは要するにあいもかわらず、この女性運転士の服装(「運転士の服装」である)やポーズが性的だというものである。

 どうやら【戸定梨香】さんに「警察の制服だったら問題なかった!」と言い張っていたのは忘れてしまったらしい。警察の制服と運転士の制服はほとんど外見上変わりないのだが。

 ポーズについてはこうである。

「女性だけくねくねさせられている」というのが彼女たちの言い分だが、いわゆる【コントラポスト】は古今の芸術に男女問わず登場する立たせ方である。
 このポストが言う仁王様からしてどんなポーズで立っているのか確かめてから書いて欲しいものだ。

 総じて彼らは「女性だけがその性的魅力を強調されている!差別だ!」と主張しているのであるが、そもそも鈴鹿翔琉の方も、多少マンガ文化に親しんだ男性であれば、BLマンガから出てきたような容姿・表情・姿勢であり「女性に向けて性的魅力を強調された男性キャラ」であることが一目瞭然である。
 この点でもこの男女のキャラクターは「平等」に性的魅力を表現されている。

 三重交通は2月2日の弁護士ドットコムニュースの取材に、「キャンペーンに変更はない」と回答し、クレームに屈しない姿勢を見せたことでネットで大きく評価された。

 同じ三重県の志摩市でかつて炎上被害にあったキャラクター、【碧志摩メグ】のX公式アカウントも、同郷の二次元キャラクターがふたたび攻撃されていることを取り上げ、この事業にエールを送った。

 また、愛知県の路線バス運転士を自称するクレーマーアカウントの一人が「三重交通から会社を通して圧力を掛けられた」とX上で風説を流布したが、三重交通から公式に嘘と暴かれ、否定の声明を出されるという一幕もあった。

 1月27日から運行開始されたラッピングバスは、5月現在も好評のうちに運行しており、三重交通側の「完勝」となった形である。

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