【碧志摩メグ】
2014年から活動している「伊勢志摩海女萌えキャラクター」。株式会社マウスビーチよる制作。小松未可子氏が声優を担当。等身が低く着ぐるみなどで登場する「ゆるキャラメグちゃん」バージョンもある。
フェミニズムによる萌えキャラバッシング被害の嚆矢と言われるキャラクターである。
実際にはこうである。
乳首など出ても透けてもいないし、裾はもっともはだけた部分でも膝より少し上程度で、これが問題なら現代のミニスカートは全方向に問題だということになってしまう。単なる「前」のことを「性器方向」と言い換えるのも悪意に満ちている。
「どんなやらしいことも受け入れそうな恥ずかしそうな表情」に至っては、何がどうそうなのか理解不能である。そのような表情を描いてくれとどこの漫画家に頼んだとしても、この顔には到底ならなさそうなのだが(そもそも「恥ずかしい」とはやらしいことを拒む感情ではなかったのか?)
これが2014年である事を考えると、宇坪伊佐子氏はオタク大弾圧のきっかけ宮崎勤事件(1989)当時には14歳ということになる。すなわち「性的に最も多感な時期にオタク蔑視を刷り込まれた元少女のおばさん」というありがちなプロフィールがぴたりと当てはまる。
上記引用にもある「胸を強調していてロリコン丸出し」というのは、胸が成熟していようがいまいがアニメ絵と見ればロリコンになってしまう同世代特有の偏見であろう。
彼女は法務局に2度「人権侵害」と訴え出たが却下された。
宇坪氏は私鉄やスーパー、漁協などにクレームを入れてポスターを撤去させたほか、市の公認撤回を求める署名運動を開始(署名数約7000)。
しかしそもそも、海女の歴史を顧みれば、宇坪氏らが槍玉に上げる碧志摩メグのイラストよりもはるかにその「露出度」は高かったことが窺える。
バッシング加勢側のフェミ・左派たちは「地元の海女さん自身が批判している!!」と得意げに擁護するのだが、実情は海女ゆえに批判したというよりも、全国どこにでもいる偏見に満ちたオバサンの中にたまたまいた海女のクレームに、フェミに飛びついたものと考えられる。
なお2015年10月29日の中日新聞に掲載された調査によれば約70%が問題ないとしており、同年9月30日の市との話し合いでもほぼ同率の海女が「前向きに進めていくことに賛同」している。
ちなみに、バッシングに加わっていたフェミ団体・明日少女隊はこの結果を受け、ブログで一転「海女さんたちだけの問題だけではない」と言い出したことは記憶されるべきであろう。
また、伊勢志摩サミットを翌年に控えた時期ということもあり、サミットに水を差したいがための安倍叩きの一環であった可能性も高い。
最終的には運営側が市に公認撤回を申し入れ、非公認キャラクターとなったが、その後は志摩市外でも活動を開始。
2019年のラッピングバス運行など、盛んに活動しているほか、Xアカウントは三重交通などの他のキャラクター達の炎上被害にも関心をもっており、しばしばエールを送っている。
吉田あやかによるバッシング
2024年5月4日、日本共産党の三重県議会議員である吉田あやかがX上で、碧志摩メグの多度大社(三重県桑名市)宣伝パネルを「関係なさすぎんか」と槍玉に挙げた。
これによって炎上が再燃。
吉田あやかはもともと同社の著名な「上げ馬神事」(馬に急坂を駆け上がらせることで豊凶を占う)を動物虐待として目の敵にしている、アニマルライツ寄りの人物であり、今回も純粋な性表現批判と言うより多度大社叩きの目的があった可能性が高い。そもそも共産主義そのものが有名な言葉「宗教はアヘン」に代表されるように、宗教に敵対的な思想である。
実際には、同じ三重県である多度大社はじゅうぶんにメグの地元の範囲内であり、伊勢神宮とも縁の深い社である。
そもそもご当地キャラクターが遠方や「無関係」なものの宣伝活動をすることは珍しくない。むしろ無関係なところに露出を広げていくことで知名度を高めていくのが常道であり、「くまもん」や「ふなっしー」といった全国的に著名なキャラクターも当然行っていることである。
また彼女は過去に、自身の選挙における演説で、どう見ても偽物の粗悪なアンパンマン着ぐるみを使用させていた事が明らかとなっており、「お前とアンパンマンのほうがよっぽど無関係だ」などと突っ込まれた(権利者である日本テレビ音楽株式会社は「アンパンマンの着ぐるみはいずれの場合も個別政党や政治活動への使用許諾はしていない」旨、弁護士ドットコムニュースの取材に述べている)。
炎上したのは吉田自身であったが、本人は批判者にレッテルを貼って毒づくばかりであり、自身の普段の主張である平和外交の姿勢もスキルも、ついぞ発揮することは無かった。
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