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雨を、撮る。

フォトグラファーの片岡です。


今回は、雨を撮る、というテーマで書きます。


写真を撮影しに出かけるとき、晴れて気持ちのいい空が広がっている時を選ぶことが殆どだと思います。でも、あえて雨降りの時に撮影に出かけてみるという事を、たまにはしてみる事をお勧めします。


この日は朝から小雨が降り、空も曇天で暗い灰色が広がっていました。それでも、その雨を撮りに行こうと思い、シドニーのシティエリアに出かけました。


勿論、雨そのものを撮るのはかなり難しいです。が、雨が降っているという「雰囲気」を撮ることは可能です。


この日はその雰囲気をいかにして撮影するのか、を考えて、かなり沢山の枚数を撮影しました。その中の一枚がこれです。


男性が傘を持って、目の前を歩いていきました。この時には雨がいったん止んでいる時間でした。道路は濡れており、その反射が映っているので、傘を持った男性と反射している道路で、雨が降っているんだなあ、という事が分かります。


このような雨の雰囲気を撮影するのは、結構楽しいですよ。


晴でも雨でも、撮影を楽しんでいきましょう。


片岡

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