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反射を撮る。

フォトグラファーの片岡です。

今回は、反射を撮る、と題して綴ります。

シドニーは現在、冬です。かなり寒くなってきました。昨日の土曜日は雨模様で、降ったりやんだりという天気でした。
キャリッジワークスという場所で、毎週土曜日にマーケットが行われています。今回は、写真の撮影の目的で、この場所に行きました。(ちょっとだけ、買い物もしました。)

雨がしばし止んでいたので、カメラを手にしてシャッターを切りました。

雨上がりに写真を撮影するのは、結構好きです。葉っぱに残った水玉を撮影したり、今回の写真の様に、地面にたまった水たまりに反射する景色を撮影するのも、かなり好きです。

この写真は、水たまりが出来ている地面を撮影したものです。普段であれば、ただの舗装された道、ですが、そこに水がたまると、水が鏡の様に周りの景色を写す(反射)ようになります。今回は、近くにあった木と曇り空が写って(反射して)いますね。

反射を撮影すると、それは鏡に映されている様になるので、実際の景色とは逆位置に写ります。それが写真を面白くする効果になります。

また、この写真では、風が吹いていないため、地面にたまった水がまるで鏡の様にそのまま上空を映し出していますが、これで風が吹いて、水面に波紋が出来るようになると、それはそれで写された景色が波打つように見えるので、その面白さも味わえます。

雨が降ると、写真撮影に出かけるのが億劫になってしまいますが、こんな場所を狙って撮影するのも、結構面白いかもしれません。

片岡

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