【レビュー】これからの会社員の教科書

仕事に対する姿勢やマインドについての本でした。

組織で働いている以上、守らないといけないことや気をつけないといけないこと、意識しておかないといけないことがありますが、一通り教科書のように解説された本です。

中でも印象的だったものを3つ紹介したいと思います。

1、効率重視をしてしまい、現場や実態に気づく機会を自らなくしてしまっている人たちは愚かだという。

現場で実際に自分も単純作業と思えることでもやってみることで気づきがたくさん得られるので、定期的にやるといい。

そして現場で実際に働いて得た気づきや学びは上司への説得での「迫力」となってくれる。

本やネットで得た情報よりも実体験に基づいた情報の方が血肉となるという話。

2、「お金を払うお客様がえらい」という大前提で考えると、会社も従業員にお金を払っていて、上司もある意味あなたにお金を払っているお客様と考えることができるので、しっかり上司に満足してもらうサービスをしないといけないという考えも印象的でした。

3、「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」が大事。

人と働くのだから感情的な要素は避けることができない。

いくら正しいことを言っていてもお互い納得した上でないと話は進まないので、しっかり人として当たり前のことはやり、自分の提案に懸念点などが予想されるので事前に話をふって、相手に納得してもらえるように根回しが大事という話もあった。

まとめ、サラリーマンとして常に考えて行動しないといけないこと、周りとうまくやっていかないといけないこと、学び続けないといけないの3つが大きな気づきとなりました。

お金をもらっている以上、会社や上司もお客様という考えも持ちながら明日から新たに働きます。

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