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実生活を通してわかるKIREIの大切さ

東京とハノイ

私は今ベトナムのハノイにいます。ハノイは東南アジアにある国であるベトナムの首都です。ベトナムの北部に位置するこの市には800万人を超える人口がいます。私はここに来る前、東京に7年程いました。東京は日本の首都で、人口は1300万人以上います。人口の多さから見ても東京は世界でもかなり多く、面積もさほど大きなものではないため、人口密度もかなり高い地域です。東京にいたため、ハノイに来ても人の多さもそこまで気にならないと思っていました。しかし、実際は違いました。

ハノイ 国:ベトナム 人口:800万人以上 面積:3,360km²
東京  国:日本 人口:1,300万人以上 面積:2194km²

ハノイにはとにかく人がいる

ハノイに来てまず思ったこと、それはとにかくどこにでも人がいるということです。町を歩いていると、必ずどこかに常に人がいます。道路を歩いていると、地面にシートを敷いて肉を売る人、解放された家の扉の近くの椅子に座っている人、歩道でサッカーをする人、このような感じで常に人がいます。ですが、東京は確かに人が多いものの人を見ない場所も多々あります。

ハノイではとにかく音がする

ハノイでは常に音が鳴っています。早朝から鳴り響くニワトリの鳴き声、バイクのクラクションの音、バインミーカートを手で押しながら歩く路上売の声、様々な場所で常に何かの音を耳にします。一方の東京はと言うと、確かに喧騒な場所ですが、車がクラクションを鳴らすことはそう多くありませんし、路上の物売りはあまり見かけなくなりました。

ハノイの空はとにかく曇っている

私が初めてハノイに来たのは10月でした。この頃はまだ暑かったこともあってか、南国のような感じを抱き、空を見ると少し曇っているがギリギリ日によっては太陽が見えるといった感じでした。しかし、11月に入ってから、つまり冬になると空は毎日曇っていて、いくら晴れても太陽は見えません。また雨の日もなぜか毎回小雨で、雲から振ってくる雨を何かが遮断しているよに感じます。東京も空気が良いとは言えませんが、晴れれば太陽は見えますし、夜は星も見える場所は多くあります。

2つの都市の違い

人の多さ、土地面積、人口密度から見れば、東京の方が環境的にも良くないことが想像できます。しかし、実際は違います。数字だけでは測れないものがあります。なぜこのような違いがあるのでしょうか。それには、以下の要因が関係していると思います。

●地下鉄の数
●公共の乗り物の質と数
●清潔さに対する意識

空が常に曇っている環境にいると、地面に落ちているゴミに関心を持つことはなくなるでしょう。毎回バスが30分も遅れて来たら、バスを利用する意識はなくなるでしょう。自分中心の生活を全員が行えば、他者とシェアする意識はなくなるでしょう。数字上で見えるものと実際に人が生活を営む意識面では大きな差が生じます。ハノイは現在、ヨーロッパ各国からも観光場所として人気があり多くの外国人が訪れます。歴史的建造物が多いだけでなく、町中を歩いて見つける建物にも歴史を感じることができます。そういった良い部分をたくさん持つハノイが、今まで以上にこの環境の問題に取り組むことは、将来のハノイを形作るためには必要なことではないでしょうか。

太陽が人に与える影響

BBC ideaには、次のような動画が収録されています。

In the developed world, we spend 90% of our time indoors, and yet, the Sun is still a powerful force underpinning our lives.
The Sun affects our perception of beauty.
When people talk of the "golden hour" - that time just before the Sun sets - it's a real thing. The Sun isn't actually yellow or orange or even red. It's all the colors mixed together.
When the Sun rises or sets in the sky, the shortwave colors - green, blue, and violet - are scattered, leaving only the yellow and the red part of the spectrum, giving that amazing glow.
When the Sun is high in the sky, its blue waves bounce around, which is why the sky looks blue.
And when you see a rainbow, that's the light from the Sun separated into all its magnificent colors. 

When sunlight enters the eye, it sends signals to a master clock in our brain called the suprachiasmatic nucleus.
This internal clock regulates everything from when we sleep to how we digest a meal. Messing with this finely-tuned machine, when we work night shifts or fly across the world, can make us feel pretty rough.
Even the bluish light from a mobile phone late at night is enough to disrupt and confuse our internal body clock. Being out of step with the Sun affects our mood and our ability to think clearly.
And there's evidence that this kind of disruption can lead to higher rates of obesity, heart disease, diabetes, and even cancer.
We're living out of step with the Sun, and some scientists say this could be causing a public health crisis.
When the Sun's shining, studies have shown that we tip more generously and are more likely to splash out on luxury goods.
And crime may go down, too.
One study in the US found that when the clocks go forward for Daylight Savings Time, the number of robberies, rapes, and murders went down around 50%.
The Sun is a hell of a force to be reckoned with.

引用:
https://www.youtube.com/watch?v=ctZSTKaRMGM

太陽が輝いている時、犯罪が減ったり、高級品に手を出すことが増えたりするということは、明るさが人の心理に与える影響がいかに大きいのかを意味しています。今私がいるハノイもこの空の曇がなくなり、太陽が顔を出すことで、ハノイに住む人の心に良い影響を与えるのではないでしょうか。

KIREIとの共存

別の記事でも書きましたが、ものが光って見えるのには、光の屈折が関わっています。そして、その光の屈折こそが、表面的なKIREIの根幹にあります。明るい世界は、KIREIな世界であり、またそれは、健康な世界であることも意味します。今あなたの住む町も、あなたの住む家も、KIREIを取り入れて共存することは、あなた自身に良い影響を与えるでしょう。

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