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焼肉屋の店主になっていたかもしれない


#書く習慣1ヶ月チャレンジ 5日目。
今日のテーマは・・・『昔はどんな子供だったのか』です。

昔はどんな子どもだったのか

昭和50年生まれの僕です。
今回は、子供時代(幼少期から高校生くらいまで)の生い立ちをお話しますね。
かたやまひとしにも、そこそこピュアな時代があったんですよ。


幼稚園時代

鮮明に覚えている事件があります。
幼稚園の年少組だったころ、幼稚園の水飲み場で年長組のお兄さんがお水を飲んでいたんです。

コップを真上にして「ぷはぁっ〜!」とめちゃくちゃ美味しそうに飲み切った姿を見て、4歳の僕は「カッコイィィィ!」と心の中で唸りました。
すぐさま、僕も水飲み場の蛇口をひねり、マイコップにお水をなみなみと注ぎました。

そして、一気にコップを真上にグビッと!

・・・その瞬間、大量のお水が僕の顔や頭にぶっかかりました。
上半身の園児服もびしょ濡れです。
そう・・・あのお兄さんの「ぷはぁっ〜!」は、コップのなかのお水の最後の最後だったんです。

僕は飲み始めと同時に「ぷはぁっ〜!」をしてしまったので、そりゃ全身ずぶ濡れになりますよね。

鼻でお水を大量に吸ってしまい、咳き込むやら鼻の奥が痛いやら。
後ろに並んでいた女の子に笑われるやら。
くっきりとカラーで、そのときの光景も気持ちも記憶に刻まれています。

幼稚園時代は、僕は長男ということもあったためか、普段からも近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちにくっついて遊ぶなど、年上へのリスペクトが強い子どもでした。
お兄ちゃんたちと野球で遊ぶときは、球拾いに徹したり。
お姉ちゃんたちと遊ぶときは、ままごとで旦那さまや息子役を演じ分けたり。

大人の僕は世渡りがめちゃくちゃ下手くそですが、当時は世渡りの術を無意識に実行するいやらしい子どもでしたね。


小学生時代

内気なくせに、目立ちたがり屋。
休み時間には仲良しだったAくんを誘って、ミニライブを開いていました。
ソロライブができるほどの勇気ある子どもではなかったんですね。

男性アイドルのヒット曲を歌って盛り上げる一方で、ラストは寺尾聰さんの『ルビーの指輪』で締めくくるなど、いっちょ前に構成を考えてのパフォーマンスを披露していました。

ビックリマンチョコのシールやプロ野球チップスの選手カード集め、ファミコン世代ど真ん中、ローラースケートなど、当時の小学生の男子たちが夢中になった遊びを楽しむ反面、少女雑誌『りぼん』の愛読者でもありました。
『有閑倶楽部』『ときめきトゥナイト』『ちびまる子ちゃん』『お父さんは心配症』なども大好きでした。
大人になった今でもそうですが、ビームが出たり戦うシーンが多いなどのアクションものは、漫画もアニメも実写も好きではありませんでした。

そして、小学生時代が僕の人生の1番のモテ期でした。
小5の頃には、小6の女子たち数名によって『ひとしくんファンクラブ』が結成され、なぜか僕も会員証(紙)を渡されました。
会員番号は5番でした。
リーダーは焼肉屋さんの娘さんで、どこで入手したのか僕の3歳くらいのときの写真を持ち歩いていました。
休み時間や下校時に追っかけ・・・いや、今で言うストーカーのような行為も受けました。
よくよく考えると、ちょっと怖いですね。


中高生時代

小学生時代は、勉強なんて一切していなかったのに、中学に入り急に勉強に目覚めました。
とにかく英和辞典が大好きで、暇さえあれば英単語を覚えていました。
ちなみに現在、特に英会話ができるなどのスキルは一切ありません・・・

中高生時代は、自宅では本当にずっとエレクトーン(電子ピアノみたいな鍵盤楽器)を弾いていました。
コード(和音)を覚えて、コード進行について書かれた書籍を購入し、曲作りも始めたころです。
とにかく音楽のことばかり考えていました。

高校は岡山市内の男子校で、歴史のあるマンモス校。
当時は、『入魂式』と呼ばれる儀式(?)のようなものがあり、入学式のタイミングだったかな・・・学校のシンボルでもある鷲の像のなかに、自分の名前を書いた紙を納めた記憶があります。
周りは(当たり前だけど)男ばっかだし、どえらいところに入学してしまったな・・・と。

ちなみに卒業式の最中に親友(もちろん男の子)に、ガチ告白されるというイベントが待っていることを入魂式当時は知る由もありませんでした。
少女漫画の主人公のようなまつ毛が長くて、(マジで)目の中に星が輝いているような男の子でした。


子ども時代を振り返ってみて

こうして子ども時代を振り返ってみると、当時は何事にも真っすぐで一生懸命だったなぁ、素直だったなぁ、と。

大人になるにつれて、大抵の人は『気持ちを自制する』ことを覚えますよね。
常識を意識して、行動を控える。
他人の目を気にして、気持ちを抑える。


でも、最近になって(現在48歳)強く思うようになりました。
『残りの人生を悔いなく全うしたい』と。

だいぶ残り時間が減ってきた僕の人生。
大好きな人と、好きなことをして、毎日できるだけ笑顔で過ごしたい。
いつまでも過去を悔やんだり、未来を大げさに憂いたりせずに。


今この瞬間瞬間だけを見つめて、真摯に楽しく生きることで、いつか迎える最期のときに穏やかな気持で人生を締めくくることができると思います。

今を、今日を生きよう。

Written by Hitoshi Katayama.

All illustrations are designed
by Hitoshi Katayama
using AI image generation programs.

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いしかわゆきさんの書く習慣〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜を読んで、 #書く習慣1ヶ月チャレンジ に挑戦中です!

今回のように、子ども時代などの過去をあらためて書き記すことも刺激になりますよ。
あなたもぜひ!

いしかわさんが用意してくれた30個のテーマ。
6日目の明日は・・・
『最近ハマっていること』です。
おたのしみに!

※Amazonのアソシエイトとして、かたやまひとしは適格販売により収入を得ています。

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