マガジンのカバー画像

[飲食店応援マガジン]明日の “おいしい” をつくるために

32
新型コロナウイルスの影響で状況は日々変わり続けています。 飲食店のみなさんの「いま、どんなことに取り組めばいいのだろう?」「ほかのお店はどうしているのだろう?」そんな疑問の解決策… もっと読む
運営しているクリエイター

#レストラン

【GoToEat】 お店がやるべきこと、まとめてみました 【オンライン予約事業の活用】

こんにちは、ヒトサラnote部です。 食欲の秋、外に美味しいごはんを食べに行きたいこの季節。いよいよ「GoToEatキャンペーン」がはじまりますね。 と、言いつつも「実はGoToEatについてよく分かっていないんです......」という方も意外と多いのではないでしょうか......? 「GoToEatってそもそもなんなんだ?」 「お店はなにから準備すれば良いんだろう?」 「うちも参加できるのかな?」 「お客さんはどんな風に利用されるのかな?」 などなど、不安は尽きません

「オード」生井祐介さん、5月9日の答。

―架空の3店舗― 「Ode(オード)」が『アジアのベストレストラン50(Asia's 50 Best Restaurants)』35位を獲得したのは、東京オリンピック延期が決まった3月24日だった。本来なら予約が殺到するタイミングでの自粛、休業。しかしみんなの心配をよそに、生井祐介シェフは3つのレーベルでテイクアウトを始めた。架空の店舗とその物語、音楽までキメる、その世界観はじつに痛快。 結果を出した、というほうが大事そう、それみんな言ってくれるんですよ。せっかくの『アジ

有料
300

飲食店のためのCOVID-19 マニュアル

Belon / Ho Lee Fook / New Punjub Club などミシュランガイドで星を持つレストランを含めて香港では連日行列を作る24軒のレストランを持つブラックシープグループ。 世界でもいち早く新型コロナウイルスの影響を受けた香港の彼らが業界の誰にでも役立つリソースとしてマニュアルを無料でシェアしてくれています。 「Covid-19 Playbook」 そのマニュアルを日本語訳しました。 日本中の飲食店の皆様に、参考にできる部分があると思います。 そ

飲食店がコロナに打ち勝つためのすべて

【シェア・拡散希望】 コロナによって多くの飲食店が倒産しようとしている。この厳しい状況に飲食店経営者の誰もが絶望している。 支援をしてくれる人たちもいる。とてもありがたい。政府や自治体も過去例に見ない補償政策を打ち出している。だが、現実はそれだけでは全くもって足りない。そのことに不満を思う人もいるだろう。 しかし、愚痴をいくら言っても現状は変わらない。もはや我々は我々の手で自分たちを守り抜くしかない。 祈るな!考え続けろ! 立ち止まるな!動き続けろ! 下を見るな!前に進

「ビストロシンバ」菊地佑自さん、4月11日の答。

―デリバリー〝シンバーイーツ〟― 3月30日月曜・31日火曜・4月1日水曜は、東京にとって激動の3日間となった。それをストレートに、鮮明に映しているのが「ビストロシンバ」の動きだ。 30日は縮小営業を発表。しかし翌31日は「どう動いたら正しいのか、わからない」と葛藤。4月1日には1カ月間の長期休業を決定した。 1週間ではなく、補償もないうちに1カ月。誰もが驚いた菊地佑自シェフの決断は、どんな頭と心の動きから生まれたのだろう? 3月31日、350名分のキャンセル僕らは「3密

有料
300

「ロッツォシチリア」阿部 努さん、4月10日の答。

―いつものメニューをテイクアウト― 「楽しい」が約束されているシチリア料理店「ロッツォシチリア」。この元気溢れるトラットリアがマスク着用を決めたのは、2月19日。まだ危機感も薄い時期、多くの同業者に「ナーバス過ぎじゃないか」と捉えられるなか、「これが今の東京の飲食店の回答」と踏み切った。 自分の店でもし感染する人がいたら、商店街にも、イタリア料理仲間にも、飲食業界にも迷惑がかかる。店主の阿部努さんに言わせれば「すべてのレストラン関係者一人ひとりが、この業界を代表しているとい

有料
300

「シンシア」石井真介さん、4月8日の答。

ー通販とデリバリー、そして社会活動ー 驚きと楽しさが溢れるフレンチで、〝予約が取れない〟の代名詞のような「シンシア」。石井真介シェフは、普段から「料理人の労働環境を変える」「料理人の社会的地位を上げる」ために考え、そして「動く」料理人だ。 今回も補償を求めて交渉すべく、シェフ仲間と議員に会いに動く。その温度差に愕然としながら、でも、石井シェフはけっしてあきらめない。 行政の「外出・会食の自粛要請」を受けて、この人気店を1カ月も休業。求めには応じた、だからこそ行政にも堂々と、

有料
300

「リ・カーリカ」堤 亮輔さん、4月8日の答。

―テイクアウト&デリバリー専門店、オープンー 「リ・カーリカ」「カンティーナ カーリカ・リ」「あつあつ リ・カーリカ」のイタリアン3店舗を経営する㈱タバッキ。代表の堤 亮輔さんの動きは早い、そしてピンチのはずなのにどこか楽しげだ。いや楽しいはずなどない。3店舗の7・5・3周年を記念した一大イベントの開催だって土壇場で秋に延期。 でも3月には、デリバリーバッグを背負い原付バイクにまたがるごきげんな堤さんがFBにアップされた。いや、ごきげんなんかじゃないはずなのだ。 アルバイト

有料
300

「TACUBO」田窪大祐さん、4月8日の答。

ー客数を制限した縮小営業ー 東京のレストランからお客が遠のき始めても「TACUBO(タクボ)」(恵比寿)は満席だった。それだけこの店を愛し、何度も通う常連客が多いということ。彼らとの関係を、オーナーシェフの田窪大祐さんが大事に育ててきたということ。 オープンキッチンのカウンターと個室。薪の火で肉を焼き、産地から届く季節の野菜をコースに仕立てる上質なイタリア料理店である。 シェフであり、7人の雇用主でもある田窪さんは「縮小して店を開ける」選択をした。 レストランとしてどう在

有料
300

「何が正解なのかわからない」

自粛は要請するけど補償はしない2020年4月8日。緊急事態宣言が発令された、まさに1日目です。 私は普段、飲食に関わる人々――料理人やソムリエ、造り手など――について雑誌や本などに書く仕事をしていますが、この1カ月あまりは取材の先々でこんな言葉をよく聞きました。 「何が正解なのかわからない」 それは絞り出されるような、とてつもない苦悶の言葉です。 なぜ苦悶するのか。 国も都も「不要不急の外出」を控えてほしいといいます。密閉・密集・密接の「3つの密」を避けよともいいます。

<飲食店がいまできること>SNSでの情報発信や衛生管理について、補助金・助成金一覧

こんにちは、ヒトサラnote部です。 新型コロナウイルスの感染拡大によって、外食業界に大きな影響をあたえています。外出の自粛で外食の機会自体が減ってしまったり、実際に北海道をはじめとした一部の地域のレストランでは多くのキャンセルが出ているとの声も聴いています。 このまま、大好きなお店が無くなってしまったり、経営が苦しむお店が増えてしまうのはとっても心苦しい......。外食業界を盛り上げていきたい「ヒトサラ」というメディアの一員として、なにかできることはないだろうか...