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誰もが芸術家である世界
もう春だ、と浮かれていたら、冬の寒さに逆戻り。
季節の境目の行ったり来たりに毎回惑わされている。
でも、ある日を境目に「はい、春でーす!今日中に雪撤去します!」となってもそれはそれで嫌だなあ。
少しずつやってくるあの、おや、春かな…?を楽しみたい。
この文章を書いてる今、とてつもなく眠いです。
遅番の日は午前中に記事を書けと言ってるでしょうが。そう思っても、なかなかそうはいかず。
今日の午前はチョッコウさんこと坂本直行さんのスケッチの展示を見てきました。
直行さんとは、十勝の原野を開墾しながら、日々日高山脈をスケッチし続けた方。夜明け、夕焼け、秋や冬。鉛筆と水彩のラフなものから、油絵で迫力たっぷりの絵画まで、見応えたっぷり。
1枚1枚に直行さんの山への想いが込められているようでした。
ひとつの事を愛し続けた人をすごいなぁと尊敬する一方で、やはりそこまで愛せるものを生きてる間に見つけられたことを羨ましくも思う。
これに人生をかけるって中々ないでしょう。
かっこいいよね、やっぱり。
閉じかけるまぶたの奥に浮かぶ日高山脈。
1枚だけ、忘れられない絵があって。夏の夜明けの色かな、淡い青の上にうっすらビンクがかった光を浴びて、綺麗でした。
その絵の前で立ち止まって、しばらく動けなかった。直行さんと並んでその景色を見ているような。静けさや冷たい空気が入り込んでくる感覚。
絵も、文章も写真も音楽も、誰かのフィルターを通して世界を見ること。
自分の感覚を素直に表現すれば、誰もが芸術家になれるということ。
いいとか悪いとかじゃなくて、そういう他の人の世界を素直に受け入れられたら世界はもっと良くなると思うんだけどなあ。尊敬する方のひとりが、そのような事を呟いていたのを思い出します。
文章うまくまとまってるかな。自信はないけど、そろそろ寝ます。
おやすみなさい。良い夢を。
(今日はスケッチおやすみです)
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