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特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」に行ってきた

久々に有名な題材が主題の展覧会が開催された。

時間指定予約が必要なチケットは平日でも一部完売。
GW前に行ってこようと早めにチケットを入手して行ってきた。

案の定、なかなか混んでいた。
でも、前回の展示よりは空いているという意見もSNSに。
これが限界かしら。

有名な甲巻は動く歩道で。並ぶけれどとてもゆっくり。しかも本当に絵巻をめくっていくような感じで近くでじっくり見ることが出来て大満足。

乙巻、丙巻、丁巻は壁際の展示スペースに広げられて展示。
やはりみんな最初から辿っていくように見ていきたい人が多いらしく、どうしても並んでしまう。飛ばし飛ばしで後ろから覗き込むのならさっさと先に進む事が出来るけれど。

悩んだけれど、展示スペースの上のコピーしたパネルの展示がやや暗くて見えづらかったこともあって、列に並んでゆっくり見ていった。

なんて言うか…可愛いわね。本当に。貴重な当時のエンタメの資料。
今より相当貧しくて殺伐とした時代でも、愛らしい物、楽しい物を求める人達が居て、それに応えようと努力した人達の存在を感じて ほぉ…となる。
墨だけで描くのがどれだけ難しいかも、この本を読んでいたから感心。

当時は今よりずっと道具も紙質も良くなかっただろうに。

写真撮影は不可。でも、これだけ混んでいるなら写真撮る暇があればさっさと見てさっさと出て行け、というのは理解出来る。

館内はあちこちに鳥獣戯画をモチーフにした映像や注意書き、パネルなど。

ただ、この混雑ぶりで90分で見終わるには相当なテクニックが必要な気が。
(結局2時間かかった)

お土産はミッフィーコラボかすみっこぐらしコラボか悩んですみっこぐらしコラボに。

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殆どの人が真剣かつ静かに鑑賞していました。
楽しかったです♪