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21歳。あなたの名前でわたしを呼んでください。

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最近の記事

人には人の地獄があって、私には私の地獄があんだよ

冷静に思う。 生きていくのって大変すぎないかい。 大人になって自由になって世界が広がると同時に、澱みも知ってしまってキラキラが失われていく。手に入るものが多くなるって、いいことだけではない。 右肩上がりの人生なんて魅力ゼロだしありえないのは分かっているんだけど、この何とも言えない停滞期が一番つらい。 天国か地獄か、二択ならいいのに。ふたつの狭間である今が耐えられない。 たくさんのものに恵まれているはずなのに、どこか孤独で、朝も夜も変わらなくて、大事なものがわからない

    • 隠れ完璧主義

      私は自分のことをズボラで楽観的だと思っていた。 でも真のところ、「隠れ完璧主義」なのではないか、という気がしている。 最近、毎日タスクをこなさないと自分を許せなくなった。一日中家でダラダラできなくなった。全てをおわらせないと、という焦りにつきまとわれる。 録画した番組は、やること全部終わってから見よう、と思ってはや一カ月がたった。どんどん溜まっていく。私はいまつねに緊張している状態なのだ。 もともと完璧主義の気はあった。 小学校の頃から毎日親から塾でのテストの順位を

      • 女であるということ

        「なんで女の子で生まれちゃったんだろう、、、」 そんなひどい言葉を私は母親の前で涙ながらにこぼした。 私はこれまで女という性を誇りに思っていた。というか、今でも女であることが好きだ。繊細で、強い女でもある自分が好きだった。 しかしそんなおとぎ話は学生でおしまいだった。 大学四年生のいま。就職活動を終え、いくつか頂いた内定先の中から進路を考えている。 結論としては 大手メーカーか、大手子会社か。この二択だ。 私は高校生のときから広告の仕事に憧れていた。7年たった今

        • 月すらみえない

          ※注意 就活に嫌気がさして書きなぐったもの、中身なんてございません 久しぶりの投稿。長い文章があまり得意ではないのでnoteを離れていたのだけれど、限界を感じて戻ってきた。ただいま。 いま、心の奥の靄がとてもとても濃い。危険信号です。 そこでなんとか自分を救いだそうと考えた結果、ことばにして解放させるくらいしか私は方法を持ち合わせていなかった。んで今に至る。 私はいま大学四年生。就職活動の真っ最中だ。 結論から先に述べると、 就職活動ってこんなにしんどいって、思っ

        人には人の地獄があって、私には私の地獄があんだよ

          深夜のヒトリゴト

          いつからだろう。自分が自分であることに物足りなくなってきたのは。 いつしか自分を認めてあげられなくなった。 他人と比べて、卑下ばかり繰り返す。 今まで感情のままに生きてきた自分が好きだった。 ルールや大人の言葉に聞く耳も持たず、心が動く方へ、自ら切り開いてきた。 やりたいと思ったからやる。 そこにストッパーはなかったはずなのに。 高校を卒業して、私は自由を手に入れた。 化粧もオシャレも好きなようにできる!もう膝までのダサいスカートとはおさらばだし、髪だって明るく染めてや

          深夜のヒトリゴト

          棺桶には百合の花を

          先日、林芙美子の「晩菊」を読んでからというもの、生涯女として生きることはどういうことなんだろう、と考えてしまう。女であることに対してじわじわと不安が生まれてきた。 今までそんなこと思ったこと無かった。何度生まれ変わっても女に生まれたいし、二十歳になるまで歳を重ねるのは楽しみだった。 学生の私は、未だに世間の女性不利を実感したことがあまりない。(単に鈍感なだけとも言える) 一つ思い浮かぶとしたら、バイト先のキッチンが男性のみ採用だったことくらいだ。しかし今では人手不足から女性

          棺桶には百合の花を

          大学生のリアル「ある日々の話」

          今朝偶然目にしたのはカツセさんのひとつのツイート。無名の映画の感想だった。 ーーーそこからの行動は早かった。 どうしても今日見なきゃいけない気がして、レイトショー、見てきちゃいました。その映画の名は、「ある日々の話」。 都内だと渋谷と板橋でしか上映してないそうだ。知らずに埋もれていった映画がなんと多いことか思い知らされる。 映画見るならこの子!という大学一の親友が20時までバイトだったので、それまでカフェでテキトーに時間を潰して、馬場の改札で合流したのち山手線で10分少々

          大学生のリアル「ある日々の話」

          私の一部となった音楽

          1月に形だけ大人になりました。心はいつまでも子どものままな気がするし、それでいいです。 そんな私がまだ世間体も子どもだった時(といっても18.19歳)、狂ったように聞き続けて、自分と重ね合わせたり、考えたりした曲をここに残したいと思います。 たぶんこれらは、一生愛する曲だから。 『summer vacation』/ sumika https://youtu.be/kygd-n5VXtU この曲は、一生わたしの中でてっぺんかも。メロディも歌詞も全部どんぴしゃ。お葬式で

          私の一部となった音楽

          少女よ、種を撒け

          2週間前に私は誕生日を迎え、ハタチになった。その翌日が成人式だったので、一気に大人の世界にぶち込まれた心地である。 誕生日の前夜、高校時代の親友らと担任で酒を酌み交わし、終電が迫っているにも拘らず日付が超えるまで私と一緒にいてくれる友達もいた。この子達とは一生付き合っていく。本当に大好きな友達である。 そんなほくほくした温かい気持ちを他所に、はぁ、形だけ大人になってしまった、と思う自分もいる。私には自己がない。坂本龍一氏が大学時代に友達に会うことばかりに時間を裂いていた

          少女よ、種を撒け

          その結果、私はバカになった。

          早々に新年はじめの一週間が終わってしまった。この前年越しのカウントダウンをしたばかりなのに。明らかに昔より時の流れの早さを感じる。 そういえば高校の先生が 「歳をとるほど時間の流れが早く感じるのは、それだけ時間を積み重ねたということです」なんて言っていた。 まだ10代(猶予一週間)の小娘でさえ実感するのだから、人生はあっという間なんだろうなあ。それでも散る時に自らを誇り誇られるように生きていきたいと、そんなことを思う。 去年は環境の取捨選択の連続だった。そのため新しい環

          その結果、私はバカになった。

          旅行の時くらい、LINEのピン止め外しなさいよ。バカ。

          新年あけましておめでとう。 みなさん年越しはどのように過ごされたのでしょうか。 私は念願の年越しフェスへ。 高校の時から大好きな音楽を楽しみながら年越しをするのが夢だった。 ようやく叶ったわけだ。 大きなモニターに映し出されるカウントダウンをみんなで刻み、爆音の中盛大に年越しを祝った。もう、一生忘れないくらい最高に楽しかった。 けど、 ちょっぴり寂しかった。 昔からの憧れが叶ったのに。自由を手に入れたのに。私はあの不自由さを愛していたのかもしれない。 今年最後の日は

          旅行の時くらい、LINEのピン止め外しなさいよ。バカ。

          死の反対は生じゃなくて愛だと思う

          わたしは孤独がきらいだ。 一生飼い慣らすことはできない。断言する。 最近のご時世は、"孤独=美" として捉えているように感じる。孤独ゆえの孤高。そうして崇められているカリスマは多くいる。 しかし、彼らは果たして本当に孤独なのだろうか。 まず孤独を飼い慣らすってなんだ。 齢を重ねるほど、自然と孤独に免疫がついてくるんだろうか。孤独の経験が心に抗体を作るんだろうか。 そんなの、いやだなあ。 もしいつか孤独を飼い慣らさなくちゃいけないなら、孤独の抗体を作ってくれる予防

          死の反対は生じゃなくて愛だと思う