内向型に伝えたい「ひとりの時間」と「やりたいこと」を両立する考え方
こんにちは、ひとり好きのチロです。
「ひとりの時間を穏やかに、納得感を持って過ごす」をテーマに、ひとりでいることが好きな内向型の方に役立つ情報を発信しています。
今回は久し振りの投稿になりますが、「ひとりの時間を大切にする」ことについて、考えていることを改めて書いていきたいと思います。
「ひとりの時間がほしいけど、そんな自分を認められない……」
「ひとりの時間を過ごしたいけど、つい、他人の目を気にしてしまう」
「ひとりの時間が幸せだけど、世間一般的に言われているな幸せに意識が向いてしまう」
そんな方には、ぜひ読んでいただきたい内容になっています。
1.内向型に「ひとりの時間」を大切にしてほしい理由
・内向型は、脳の働きから、ひとりの時間で落ち着く傾向にある
内向型は一人の時間でリラックスして、精神的に落ち着く性質を持っています。
また、行動ではなく、思考に多くの時間を割く傾向にあります。
これは、内向型と外向型とでは神経伝達物質が異なっていて、脳を流れる血流量が違っていることが原因なんですね。
内向型の脳に関する詳しい説明は、別の記事でまとめたいと思いますが……この脳の違いが、内向型の性格を形成しています。
内向型HPSPと呼ばれる、刺激に敏感な方にとっては、一人の時間を確保することは、より重要かと思います。
こういった理由から、内向型や内向型HSPは、人生において、満足できるだけの一人の時間を過ごせた方がいいのではないかということが、私の考えです。
・内向型や内向型HSPは、「小さな心地良さ」や「自分の内側の感覚」に喜びを感じやすい
ひとりの時間を大切にしてほしい理由の二つ目が、内向型は「小さな幸せや、自分の内側の幸せ」に喜びを感じやすいから、というものです。
少し話は逸れますが、私は青空を見るのがすごく好きなんですよね。
曇りのない青空を見ていると、すがすがしい気分になるんです。
それと、お風呂に入った後に窓を開けて、気持ちのいい風に当たっている時も、すごく幸せを感じるんですよ。
ドーパミンがドバドバ出るような強い幸せではないけれど、「こういう時間がずっと続けばいいなぁ……」というような、心地よい気持ちです。
こういう些細な幸せの瞬間って、誰にでもあると思うんです。
世間一般に言われている幸せって、
・結婚する
・友達が多い
・貯金がたくさんある
・大きな 成功を収める
・会社で昇進する
など、いろいろあると思うんですが、それを本当に幸せと思えるかどうかは、人によって異なります。
・好きな本を静かに読む
・好きな服を着る
・美味しいご飯を食べる
・晴れた日に散歩をする
・好きなゲームをする
そういう些細な幸せを感じられる「ひとりの時間」が幸せなら、そういった時間を増やしたほうが絶対にいいと思うんですよね。
また内向型の脳の話になってしまうんですが、内向型は外側の報酬よりも、自分の内側の感覚に喜びを感じやすいという研究結果もあるんです。
成功や昇進、昇給といった、ドーパミン的報酬ではなく、
・自分の決めた、やりたいことができたとき
・自分の決めた目標を達成できたとき
などの、内側の喜びを強く感じる、ということです。
2.「組織で働く」ということと、ひとりの時間の関係
ただ、現代の一般的な働き方である「会社という組織で週5日、8時間の労働する」という方法だと、時間が固定されてるので、ひとりの時間はなかなか確保できないんですよね。
この方法だと、どうしても嫌な人間関係と付き合わなければならなかったり、やりたくない仕事もやらなくてはならなかったりします。
先ほどお伝えしたとおり、内向型や内向型HSPは、外部からの刺激に敏感で,
ひとりの時間が絶対に必要なんですよね。
週5日、8時間の労働で、ただでさえ時間がないのに、
「あの人と仕事したくないな」
「この仕事、本当はやりたくないのにな」
「明日、仕事行くのツラいな」
と思いながら、自分のひとりの時間を楽しめるはずがありません。
もちろん、これは会社というシステムが悪いわけではなく、会社には会社の理念があり、やりたいことがあり、実現したい価値がある、ということです。
そこに入って働くということは、その会社に貢献して、その会社にたくさんの利益を出してもらって、
その結果として、「会社に貢献してくれて、ありがとう」という報酬として、利益の一部から給料がもらえるという仕組みなんですね。
多種多様な会社が増えている現在、会社の中で自分のやりたいことをやらせてもらえればラッキーです。
しかし、前述した仕組みがある以上、基本的に、会社は自分のやりたいことを実現するための場所ではない、ということなんですね。
3.「ひとりの時間」と「やりたいこと」を両立させるには?
では、ひとりの時間とやりたいことを両立させるにはどうすればいいのでしょうか?
結論としては、
「自分の本当にやりたいことを通して、他人を喜ばせて、個人として利益を出す」
「一人の時間を大切にしながら、成果を出す」
というものです。
補足しておくと、利益を出すというのは、自分のひとりの時間を心地よく過ごせるだけの最低限の利益を出そう、ということですね。
たくさんのお金を得よう、ということではありません。
・自分の心地良い「ひとりの時間」を大切にする
・自分が本当にやりたいことをやる
・最低限の利益を出す
この三つのどれが欠けても、内向型にとっての些細な幸せを大切にする生き方はできなくなってしまうと言えます。
もちろん、これを実現するのは簡単ではありません。
しかし、同時に、時間をかけて実現するだけの価値があることだと思うんですね。
4.「ひとりの時間」と「やりたいこと」を両立させる、具体的な行動は?
前述した
・自分の心地良い「ひとりの時間」を大切にする
・自分が本当にやりたいことをやる
・最低限の利益を出す
を実現するには、
①ひとりの時間を大切にしながら、自分のやりたいことで他人に貢献する
②他人に喜ばれるポイントが分かったら、有料のサービスとして、提供してみる
③少しでも収入を得ることができたら、そのお金で、さらに「やりたいことを学ぶ」→①に戻る
というループを回すことが、基本だと考えています。
しかし、もっと具体的な方法を知りたい、という方も多いと思います。
これに関しては、やり方が無限にあり、ひとりひとり合っている方法が異なるため、先人の知恵を借りることが、一番手っ取り早いと考えています。
たとえば、そもそも自分のやりたいことが分からないのならば、やりたいことを見つけるための書籍があります。
・世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド 著:八木仁平
https://amzn.asia/d/561EhOu
自分のやりたいことをビジネスに繋げる方法が分からないなら、それをサポートしていただけるサービスや書籍もあります。
・こんまりプロデューサー川原卓巳さんの、「〜正しい努力ができる場所〜自分らしいビジネスの教習所」
・誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方
著:今井孝
https://amzn.asia/d/ixv3yg2
自分に自信が無く、一歩が踏み出せないのなら、まず小さな自信を手に入れる、というところからスタートすることもできます。
小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ
著:水島 広子
とりあえず手っ取り早く「自分らしく稼ぐ人生」を学びたい、というのであれば、下記の動画もオススメです。
「ひとりの時間」と「やりたいこと」を両立させることに役立つ動画やサービス、書籍は、世の中に山ほどあります。
どれも、先人の皆さんが築き上げた、すばらしいものです。
遠慮なく使わせていただきましょう。
こうして偉そうに書いている私自身も、まだまだ道半ばです。
これを読んでいただいている方と一緒に、
『「ひとりの時間」と「やりたいこと」を両立させる』
を目指していけたら、嬉しい限りです。
今後も、ひとりでいることが好きな内向型の方に役立つ情報を発信していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
読んでいただきありがとうございます!皆さんの「ひとり時間」が良いものになりますように。