![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118023103/rectangle_large_type_2_d7a0205b62db2a175a3561ae7998fee9.png?width=1200)
「ひとり好き」のための「隠居」② ひとりの時間を大切にする生活
こんにちは、ひとり好きのチロです。
「内向的・隠居・幸福感」をテーマに、ひとりでいることが好きな方に役立つ情報を発信しています。
今回は「隠居」についての解説、2回目になります。
ちなみに、前回は「自分に最低限必要なものを知る」という内容をお伝えしました。
よければ、下の記事から確認してみてくださいね。
↓
前回にもお伝えしましたが、資産運用、投資、起業といったスキルを解説しているわけではありません。
内向型やHSPさんといった「ひとり好き」な方が過ごしやすくなる、幸せな「隠居」について紹介しています。
また、隠居をしながら作家・ライターとして活躍されている大原扁理さんの著書を参考に解説していきます。
特に、
「年収90万円でハッピーライフ」
「なるべく働きたくない人のためのお金の話」
の2冊を参考にさせていただきました。
1.最初に
隠居の基本について、少しだけ振り返っておきましょう。
隠居とは、短く言うと「自分にとって納得感のある、小さなひとり暮らし」です。
また、隠居という生活は「誰にとっても快適」というものではありません。
しかし、私は、内向型やHSPといった「ひとり好き」な方にとって、隠居の考え方は非常に役立つと考えています。
それを踏まえた上で、本記事を読んでいただけますと幸いです。
隠居のポイントは以下の3つになります。
①自分に最低限必要なものを把握する生活
②「ひとりの時間」を大切にする生活
③心から「やりたい」と思うことに欲求を向ける生活
今回は「②『ひとりの時間』を大切にする生活」について、解説していきます。
2.「ひとりの時間」を大切にする生活
前回、隠居では自分に最低限必要なものを把握することが大切だとお伝えしました。
しかし、これは「モノ」に限った話ではありません。
人間関係においても、自分にとって大切かどうかを考える必要があります。
著者の大原さんは、18歳でほとんどの交友関係を断絶し、楽しい鎖国状態になったそうです。
実は、これは私も同じで、学生時代に付き合っていた交友関係は、今ではゼロなんです。
でも、まったく困らないし、むしろ「ひとりの時間」がすごく楽しいんですよね。
内向型やHSPさんにも「友人は少ないけど、ひとりがすごく好き」という方は多いのではないでしょうか?
友達を増やすことよりも、自分にとって心地良い時間を優先したほうがいい、ということですね。
人間関係が多い、ということは、一見幸せそうに見えますが、ある意味リスクも伴います。
・一緒に旅行
・一緒に食事
・一緒に雑談
・困ったときには相談に乗る
・誕生日や結婚式には、お祝い
こういった付き合いをする上で、どうしてもお金や時間を多く使うことになります。
もちろん、こういった人間関係が心から楽しいと思えるのであれば、絶対に大切にしてほしいと思います。
しかし、
「本当は離れたい」
「一緒にいて疲れてしまう」
「自分に悪影響がある」
「自分を傷つけてくる」
といった人間関係は、手放すことを考えたほうがいいでしょう。
そんな人間関係にお金と時間を使うほど、人生は長くないからです。
また、人間関係を手放すことは、「比較をやめる」ことにも繋がります。
他人と付き合っていると、どうしても「その人と比べて、自分はどうなのか」ということを考えてしまうことがあります。
同僚が仕事で成果を出して昇進しているのを見れば、あなたも「もっと結果を出さないと」と思うかもしれません。
友達が結婚すれば、あなたも「結婚すれば幸せになれる」と思うかもしれません。
友達が楽しそうに旅行していれば、あなたも「もっと旅行にいかないと」と思うかもしれません。
しかし、それは他人にとっての幸せであって、あなたにとっての幸せではありません。
別々に生きていて、違う環境で生きてきた人間が、同じもので幸せになれるわけがないんですね。
そういった比較から離れて、自分にとって大切なことに時間を使って、自分だけの幸せを追求していくこと。
これも、隠居というライフスタイルのポイントになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1696423756151-EOEK1XUJZP.jpg?width=1200)
ちなみに大原さんは、隠居を始めてから、ゼロだった友人の数が微増していったそうです。
これは、隠居をして離れていった人は気にせず、「自分ひとりでいるのが好き」ということを受け入れてくれる人だけを大切にした結果ですね。
内向型やHSPさんも、「ひとりでいるのが好き」と主張すれば、周りの人が離れていく可能性があるかもしれません。
しかし、それで離れていく人であれば、それはあなたにとって大切な人間関係ではないと言えます。
「ひとり好き」なあなたを受け入れてくれる人間関係を、大切にしてくださいね。
少なくとも私は、そんな決断が出来る人を、心の底から尊敬しています。
3.まとめ
さて、今回は隠居のポイントの2つ目「『ひとりの時間』を大切にする生活」について、解説してきました。
今回の内容をまとめると……
・モノだけでなく、人間関係においても、それが自分にとって大切かどうかを考える。
・自分にとって苦しい人間関係からは離れる。
・他人との比較をやめて、自分の時間や幸せを大切にする。
この3点を考えていただければと思います。
次回は、3つ目のポイント「心から『やりたい』と思うことに欲求を向ける生活」について解説していきたいと思います。
今後も「ひとりの時間」を充実させる情報をどんどん発信していきます。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
読んでいただきありがとうございます!皆さんの「ひとり時間」が良いものになりますように。