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60代になって何をやろうかな?-食事

60代になったら、好きなものを好きなだけ食べればいいんじゃないという考え方もあるとは思いますが、やっぱりそうもいかないですよね。

好きなものを好きなだけ食べてると、普通に太るし、体調が悪くなりますし、病気になっちゃうかもしれません。

病気になってもいいやとか、もう死んでもいいやと思えば、好きなものをたらふく食べて、幸せな気分を味わうのもいいかと思います。

とはいえ、ぽっくり死ねるならともかく、病気になって入院したりして、家族の世話になるとか誰かに迷惑がかかるようなことになるのではとか考えると、なかなか好きなように食べることもできそうもありません。

家族がいなくて、一人もんならまだいいかもしれませんが。

余談ですが、男性の老後の孤独みたいなことをいろいろ言われたりしてますけど、わたし的には全然いいことだと思いますね。

家族がいるより、気楽だし、いろいろ自由にできるのではないでしょうか。

もちろん家族がいるメリットもありますから、どっちがいいという話でもないですけど。

話を戻して、食事についてです。

食事についても具体的に考えるほうがいいので、私の場合はどうしているかというと。

私にとって食事とは、自分が一番快適に日常生活を送れるような体調づくりのため、というのを一番優先しています。

美味しいとか、楽しいとかは、もう2の次です。

もちろん、美味しいほうがいいですが、でも、そんなに美味しくなくてもいいやという感じです。

それよりも、自分自身の体感覚がスッキリしていて、身軽く動けて、毎日快便できる状態を維持することが重要です。

一言で言ってしまうと、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)ですね。

具体的な指標はとりあえず体重です。

私は身長は174センチですが、今の体重は大体65キロから66キロぐらい。

これくらいの状態を維持していると、体が軽くて、身も心も軽快な感じがして、すっきり感があります。

この軽快な感じを、自分で持てるかどうかが、とっても重要だと思ってます。

では、そのためにどういう食事をするか?

これも実はとてもシンプルで、米と小麦はなるべく食べないことと、食物繊維(特に水溶性食物繊維)をなるべくたくさん摂ることです。

米と小麦をなるべく食べないようにしてたら3キロ減り、その後食物繊維をなるべく摂るようにしたら3キロ減って、今の体重の65キロになりました。

米のご飯とか、小麦のパンとかを以前は普通に食べていたのですが、食後血糖値が急上昇するせいか、眠気がすごかったですし、なんとなく72キロある体がだるく重く、健康診断では中性脂肪の値が高く、いつもチェックされました。

QOLも悪い感じです。

ところが、米と小麦をなるべく食べなくなったら、すべてが改善されました。

食物繊維をなるべく摂るようにしたら、かなり快便になりました。

ほんと便通って重要です。

QOLのレベルが上がる感じがします。

振り返って30代40代頃までは何もしなくても快便でしたが、もう50代になると腸の機能も衰えてくるのではないでしょうか、なんとなく腸が詰まった感じがして、便秘まではいきませんがあの快便さがなくなってきますよね。

食物繊維をなるべく多く摂ると、若い頃の便通とまではいきませんが、かなり改善したように感じました。

ということで、今は、米と小麦はなるべく食べないことと、食物繊維(特に水溶性食物繊維)をなるべくたくさん摂ることをコンセプトにした食事になってるわけです。

とはいえ、付き合いとかありますし、お菓子とかも好きなので、米と小麦を全く食べないわけではありません。

イベントや付き合いがあれば、寿司とかラーメンとかも普通に食べますし、お菓子も美味しいですから、毎日少しはどうしてもつまんでしまいます。

ただ、一ヶ月あたりにすれば、米はせいぜい茶碗に2、3杯くらい、パンも菓子パンにすると2、3個くらいにすぎないくらいです。

お菓子も食べて、1日煎餅2、3枚換算くらい。

これくらいなら、ごはん茶碗一杯で体重が1日で200グラムとか増えますが、2、3日も経てば落ちるので、たまに食べる分には問題ないみたいです。

そうではなく米と小麦を毎日のように食べてると、少しずつ少しずつ体重が増えていって、ついには体が重く感じ、だるくなっていくんですよね。

その人の体質にもよるかと思いますけど、私の体には米と小麦は本当に合わないのだと思います。

米と小麦をやめてみて、本当に実感しました。

私は米と小麦は味覚としてはとても美味しくて好きなんですけど、自分に合わないんだからしょうがないです。

もうこの辺りは、きっちりと割り切っています。

結論としては、自分で色々試してみて、自分に合った食事内容を見つけることが大切なのではないでしょうか。

米と小麦をやめなくても全然大丈夫であれば、そのほうが、食事の支度も楽ですし、美味しいですし、いいですよね。

ただ私のように合わなくて食べている可能性もありますから、1週間でも2週間でも、米と小麦をやめて実験してみる価値はあると思います。

では、私が今は具体的にどういう食事をしているかを紹介しておきましょう。

最近はこんな感じです。

朝食と昼食は、多少のバリエーションはありますが、ほとんど同じです。

夕食は、その日によって結構違います。

●朝食

・オートミール大さじ4米化(+鮭めんたい+芽ひじき+きくいも+ミニトマト+丸美屋 混ぜ込みわかめ おかかチーズ+いりごま)
・納豆(+かつお節+オリーブオイル+一味唐辛子+いりごま+ねりからし)
・6Pチーズ
・自家製豆乳ヨーグルト

オートミールは、食物繊維多いですし、糖質も多いですけど大さじ4杯と量が少ないせいか眠くならないです。

●昼食

・一人鍋(ごぼう、にんじん、白菜、菊芋、ぶなしめじ、しらたき、シーフードミックス、カットわかめ)

根菜類、野菜、きのこ、しらたき、海藻と食物繊維の多いものばかりです。

暑い夏は、ほとんど同じ食材で、焼きそば風にしたり、しらたきを刻んでチャーハン風にしたり、もっと暑くなると、夏野菜を加えて冷麺風にしたりしています。

●夕食

・もち麦2/3+押し麦1/3+十六穀ごはん
・炒めもの(たまねぎ、大根の葉、ひき肉)
・煮もの(にんじん、れんこん、魚河岸揚げ)
・煮干し(電子レンジで50秒チン)
・野菜と豆腐の団子揚げ
・ちくわきゅうり
・具だくさんお吸い物
・ビール<アサヒ・スーパードライ>
・オレンジ

お米の代わりは、大麦(もち麦2/3+押し麦1/3を混ぜて)+十六穀ごはんです。

大麦は美味しくないという人も多いですが、個人的には美味しくて好きです。

食物繊維も、米よりも大麦のほうがかなり多いです(20何倍とか)。

日本人は、戦後、大麦でなく白米ばかり食べるようになって、不健康になったのではないでしょうか?

あと、以上のような食事を見せると、「ストイック」と言われることがあるのですが、私はまったく我慢していません。

むしろ米とパンを食べていた時のほうが、食べる量とかカロリーとかかなり気にしていて、ストレスフルでしたね。

それなのに、体重は重いですし眠くなりますし、なんかだるいんですよね。

SNS見てても米と小麦食べてる人って多いですが、みんな大丈夫なんでしょうか、といつも思います。

今の食事内容は、米と小麦を食べない以外はほとんど制限はないので、我慢してる感は全くないし、個人的はとても美味しく満足しています。

その上、QOLも良いのですから、個人的にはおすすめです。

私の食事についても、キンドル出版しているので、興味がある人は読んでみてください。

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